こんにちは.今日の日記です.よろしくおねがいします
ねむり
うまくねむれず,0 時過ぎに布団入ったものの 1 時半までかかって 8 時すぎになんとか起き出しました.とにかく暑くて寝苦しくいっぱい夢を見ます.意味のないひとりがまん大会などさっさとやめてエアコン入れたほうがいいのかもしれません.
くらし
今日はほどほどの佳日でした.朝にプリンを食べ消臭剤交換しようと天井裏に置いてるドデカ無香空間 1500g 取り出したら封開いてて弾力を持った消臭ビーズが縦横無尽に部屋中を飛び回り物理シミュレータの負荷テストみたいになったときには気が狂うかと思いましたが,なんとか持ち直してぜんぶ拾ったのでえらかったです.珪藻土バスマットに消臭ビーズを置いておくと水分が全部吸われて貼り付くということを知っていましたか?おれは知りたくなかったな.昼にごはんがてら喫茶店いってエビピラフを食べ,帰りにミニトマトを買って基本のトマトソースを作りました.こないだ食べたフレッシュなトマトソースを目標に湯むきからがんばってミキサーにもかけたりしてみたのですがあんまりぱっとしませんでしたね.ミニトマトだと酸味が弱くて味はいいんですが今度は色がオレンジに近く,うまいことでかいトマトとミックスしないとダメなのかもしれません.晩はこのソースでパスタを食べました.
あとついになんかめちゃめちゃギガ?があってむちゃくちゃ安いインターネット・ジェネレーション向けのプランに変更できました.対戦ありがとうございました.もしもし専用アカウントに電話番号をリンクする作業があるかと思いきやそのまま使えると見せかけて実はダメみたいなのがあったせいでちょっとアタフタしましたが申し込み自体はいけーっやれーっそこだーっ!!という感じでボタンを押しているだけで速攻完了したのでやるじゃんと思いました.じゃあおれがけいたいやさんに 3 往復くらいする下りはなんだったんだよ.このプランではたくさんのギガ(ギガ!速度が!今!足りない!というコラボをやるならトリガー放送中の今ですよ!)が使えるだけでなく,5G とかいう未知のテクノロジィを活用した超高速次世代通信ができるらしくて,令和最新でんわにしていたことがはじめて役に立ちました.画面右上にアンテナでてきたときは興奮しましたが現状喫茶店でしか接続できないのであんまり意味ないですね.場所限定で高速通信できるのはアキハバラ@DEEP みたいでちょっとカッコいいです.あいかわらず固定回線のほうはいったいどうなっていて毎月いくらかかるのかまったくわからないままですが,こちらもいつかなんとかしたいと思います.
そばかす・アンド・ドラゴン
おとといみたエニメ映画の話していいですか?好きにしろや,ありがとうございます.とにかくぜんぶがぜんぶ古くさいわりにだらだらと長くてほんとうにつらかったです.少なくともこの内容で 2 時間以上は無理があるし,実際かなり稼いだな?というようなシーンがしばしばあったように感じました.おれはこのひとの作品を作家性から語れるほどたくさん見ていませんが,それでも過去作でさんざん既出の要素だったり 10 年代に流行ったエニメから持ってきたような要素だったりがより陳腐な形でばら撒かれていて,その間を特に真新しさのないシナリオでつぎはぎにしたような不気味さや突飛さがすごく目につきます.クビに手をやってくにゃっとしてるひょろっとしたイケメンや坂を駆け抜ける女子高生なんかだれだって過去作に連想が飛ぶし,いいかげん主人公が丘の上に立ってるレトロな一軒家でなにしてんのかわからない父親と暮らすのはやめてほしい.あとこれはおれが知らんだけであるあるなのかもしれませんけど,廃線間近のバスやローカル線を乗り継いでいくレベルの限界集落から 2 時間とかでめちゃめちゃ生徒がいて開放的でオシャレな高校に通うやつってリアルでもありがちなんですか?校区制がないとか地域の高校生が一堂に集うとかなんでしょうか.
そのうえ,まーーーーた社会福祉が『オトナ』の象徴として無能で役に立たず何も救えない存在として登場していて,これがなによりほんとうにうんざりでした.わかんねーうえ敬意を払うことすらできねーならハナから触んなや.セカイでもボクでもキミでもなんでもいいけど,2021 年まできて制度も環境も変えない変えようとさえしないままやりたい放題やって「でこのあとどうすんの?」になんの責任ももたない,その後ろではなんの役にも立たない幼稚な『オトナ』がえらぶって腕組んで見守ってるだけなのはいくらなんでも無理があるだろ(あと近所のおばちゃんとかにインターネット・アクティビティが筒抜けな上黙って見守られているのいやすぎる).そもそも天気がそういうのに大丈夫だ一発でトドメをさしてくれたんじゃないんですか?逆にゼロ年代の亡霊たちを連れて行ってくれないんだったらあれマジでなんだったんだよ.
実際どこまでが監督のひとの裁量かはわからないし,抽出された要素をどのていど作家性と呼べるものに還元していいのかは定かではありませんが,これなら骨子も骨子超大枠の部分にしか関わっていなくてあとはぜんぶ水増しですと言われた方がよほどマシだし,せめてそうだと信じたいです.たとい監督のひととかが社会から切り離されたカワイイを(現実の苦痛を踏み台に!)尊ぶことがクリエイター無罪でもって免罪され,あまつさえおれを含めた多くのひとびとはそれを目当てに劇場につめかけるんだとしても,プロモーションやら企画やら,社会における作品の立ち位置をコントロールできるはずのひとびとがおいおいおい,とブレーキすらかけてくれないんだとしたらそれはやっぱりあまりに傲慢だと思います.少なくとも,テレビなんちゃらがエンドロールにズラズラ名を連ねて金ローの枠しっかりとって,みたいなことするほどのものではまったくないですよ.少数の理解者あるいは自身をいやすためのセルフ・プレジャーならそれはそういう場所でやるべきで,渋谷のど真ん中でやったらもう公然猥褻だろうがというか,金もらってデカく打つなら取り扱う問題と作品が及ぼす社会的インパクトや位置付けについても考える,とまではいかんでも敬意を払い注意深くあるべきだと思いますし,もしもそういうテーマを扱っている自覚さえないのだとしたらはっきりと邪悪です.
今作では主人公がかつて他人の命と引き換えに母を失った過去が描かれ,なぜ自分ではなく他者を選んだのか理解できず苦しむところから,もうひとつの現実と呼称される仮想世界「U」で失いたくないものを手に入れる過程で母がどのような思いでその行動に至ったかを理解し,最終的にはインターネット上で自身の姿を晒すという犠牲的な行為を通じて社会の網からこぼれおちた他者を救う(?あれで救えるならぜひそうしていただきたいものですな!)というのが大まかな筋書きであるというように理解していますが,結局これって自己犠牲の再生産というだけでなににもなっていないし,こんなしょぼいスカッとジャパンで制度やそれに寄与するひとびとを足蹴にするというなら本当にいい根性をしています.美談としてはこの上ないけどそれだけで,量的な意味で 1:1 でしか救えないというのはあまりに無意味すぎる.われわれ門外漢がちょいとばかし頭をひねったところで思い至る問題なんて日々直面しているひとびとにとっては言うまでもないことで,じゃあその問題に対して(理想的には)どのように再現可能かつ継続的な運用が可能な形でコストを最小にした解決を行うかという検討の上で積み上げられたのがいまの制度なのだから,部外者がしたり顔してえらそうになにかいう必要はいっさいない,これはこの文章もそうですね.もちろんここにおいて量的尺度を持ち出すことそれ自体が適切でない,社会的意義や意味だけが物語の価値ではないという意見もありましょうが,じゃあ最初から 1:1 の救済のみにスポットライトをあてればよく,どちらにせよその過程で理性の営みを無能で役に立たないものとして描く理由はないはずです.そもそもこの作品が虐待やそれにまつわる社会福祉に関する問題について扱わないですよというポーズをとる,あくまでこれらの要素は物語を構成するうえで対比によって結論をきわだたせるための舞台装置でしかないというのであれば,それならそれで中途半端なききかじりみたいなディテールを追加して,すでにある文脈にタダ乗りする形でこの問題に現実世界で取り組んでいるひとびとを踏みにじらなくていいだろ.少なくともあの場面で 48 時間以内の保護に(役に立たない様子をかきたてるように)言及する必要はまったくないし,もしちょっとでも敬意があれば虐待者を刺激してから通報するというやばすぎる筋書きにはならなかったんじゃないのと思います.なるほどたしかにおれがそもそも人間の積み立ててきた制度やシステムを盲目的に信頼しすぎているという部分はあるかもしれません.が,こんなつまんねーこと言えるのも知ると知らざるとそういうものの恩恵に浴しているからこそ,というのは多くのひとびとにとってそうそう否定できないものだと思います.おめーは当事者でさえねえだろなにをえらそうにというのについても,べつに今回たまたま虐待が槍玉にあがっているだけで,このての創作 vs 現実の苦痛という対立は社会の中で生きるならいろいろな場面で発生しうるし,誰だって当事者になりうるということは忘れないでほしい.おれも,おまえもだ.名前でどうでもいいしらねーイナカ?の大災害を都会びとたちが美麗な画面でウキウキ鑑賞してたことまだ忘れてねーからな
あとまあ,仮にも魔道士を志すものとしては仮想世界「U」の設定についてムムム!!ピピーッみたいなところがたくさんありました.「U(ユー)」と「竜」の音が似すぎてて聞き分けが難しいとかアバター作って仮想世界まできてやることがテキストベースのしょぼいレスバなのかよ(こういうフィクションにおけるまとめサイト的な悪意の戯画的表現,いやだな〜.もっと「BELLE パクリまとめ」とかを連投しているやばいやつとかがいてほしい)とかもあるんですけど,とにかくそばかすがある主人公の生体情報を読み取って生成されたアバター「As(アズ)」にそばかす状の文様が浮き出るという設定があまりに衝撃的でほかあんまり頭に入ってきませんでした.じゃあなんだ,チビのおれはホビットのアバターとかになるのか?これほどまでに生まれ持った形質に基づく言論に慎重な世の中でこの設定(しかもたぶん一度設定すると変更不可)を出してくるのにはいやはや恐れ入るというか,世界中の人々が利用するもうひとつの現実でこんなことやったらどうなるかとか火を見るより明らかだろ.これっておれがなにか致命的な勘違いをしているだけで実際は大した問題にはならないんですか?少なくとも生成されたアバターから元の容姿に関する情報が特定できるような仕組みであってはならないような気がしますが,まあそのまま仮想世界に投射できるかたちで生体情報が保持されるやばすぎる設計らしいのでたぶん倫理とかプライバシーに関する考えの一切がわれわれの世界とは異なるんだろうな.当然のように「U」の創設者はアバター元のデータにアクセスできるという話もしてましてけど,建前だけでも暗号化して保存していますとかそもそもそんな情報生で持たないですとかにしたほうがいいんじゃないか.いかにもコンセプトだけで見切り発車したらバズったはいいが上級魔道士に目をつけられて次々とダメなところを掘り起こされ大炎上,そのまま謝罪画像あげてサービス開始前に消えるタイプのサービスという感じだが,どうか!?
その流れで言うと,「U」におけるアバターと本体(肉体)の扱いもどっちつかずでおやおやぁ?(メガネギトッ!)と思いました.「U」が宣伝文句どおりもう一つの現実というのならその世界においてはアバターが本体とほぼ同等の価値を持つはずで,少なくとも現実における本体に関する情報はあくまでアバターに従う,という形をとるはずです.そこにおいてこの作品では,旧来のインターネット・コミュニケーションにおける実名のようにまず本体がありしかるのちにアバターがあるという主従の逆転が起きていて,ドラマとしてはこちらのほうが話運びがたやすいというのはあるにせよこの部分について掘り下げないのはエ〜と思いました.すでに半匿名 SNS においても同様の議論がある(同じアカウント名で長期にわたり活動を続けていればそれは実名と同様の価値を持つのではないか?)わけですし,アバターに紐づく本体が明らかになることで現実にも問題が及ぶことを考えればそう理想通り話が運ばないというのはまあそうなんですけど,じゃあ別にフルダイブ型の仮想世界でなく旧来の SNS でも同じことだろ.結局「U」とかいう巨大な嘘がせいぜいでかいクジラを空に飛ばすくらいでしか役に立っていないし,ぶちあげられるのもきたるべきインターネット時代における新たな課題,みたいな感じでカビ臭くて見ていられませんでした.
全体を通じてこういう,言葉を選ばなければ小賢しい,いらんことしいなディテールアップが多くて,スッと本筋が飲み込めない印象が最後まで拭えませんでした.たとえば舞台が高知のためか母との思い出にもカツオをガスの火であぶるシーンなんかが登場するわけですが,その後も父親から「カツオ食うか?」「今日はカツオどうだ?」みたいな質問が頻出して,気になって気になってしょうがない.自治体の PR 動画かよ.わかってます,いくらなんでも本当に瑣末というか,ここにツッコんだらもうダメだろというのはわかるんですけど,でも,いくらなんでもそんなにカツオ食うか!?思わず統計調べてみたら,ここによると高知県はカツオの消費量ダントツの一位(2018-2020 の平均で 4,108g!)とのこと,この部分についてはさすがに合っていそうですね,すみません.……,おれは 4 位の県出身ですが,ちょっと待ってほしい,おれが食ってた量を倍にしてもそんな,そんなにか!?ここ見ると世帯人口だいたい 2 人だとして 1 人年間 2000g くらい,一食 100g として 20 食,シーズンの初夏をだいたい 5〜7 月の 90 日とみて晩ごはんにしか出てこないとしたら実に 4〜5 日に 1 回は晩ごはんがカツオという計算になり,確かにこれならつじつまが合う!統計的な操作のおぼつかなさ(加工食品とかどうなってんだよ)はともかく,この頻度ならおとうさんがカツオ bot になるのもうなずけるというものです.ほんとうかな〜.こういうのは住んでるひとに聞くのが手っ取り早いでしょうね.知り合いが少ないことがこんな形で響いてくるとは思いませんでした.実際スタッフの中にも出身のひととかいるだろうしカツオはまあそれでいいんですけど,これに限らずとにかく曖昧なまま勢いで駆け抜けてくれればこちらとしてもそ,そうなのか!?了解!!!となるところを変に肉付けするものだから物申しメガネモードになってしまう.こういうキショおたくに note 書かせたいというプロモーションなら大成功かもしれません.
ただ,途中突然クソソシャゲのカス広告みたいな画面に切り替わって謎の陣取りゲームでバシッバシッ,「平 定」のシーンはマジでおもしろくて声出そうになりました.このひとのユーモアこんななの!?というのも含めて完全に不意打ちでしたし,主人公が孤立することがその後のドラマに絡むのかと思いきやいっさいそんなこともなくこのシーンだけだったのも含めてかなりよかったです.あとしょうがないんでしょうけど止め絵がパッパと切り替わる中で母親がスッと流されるシーンちょっとおもしろくてせっかくの話が頭に入ってきませんでした.あの場面から流されること,あるか!?水難事故は素人にはわからないので,最後の力を振り絞って子供を岸まで届けてそのまま,というようなこともあるのかもしれません.暴力生配信でいてもたってもいられず飛び出したはいいものの飛行機ないので夜行バスで何時間もかけてちんたら東京行くみたいなシーンもちょっとウケました.やっぱりバスに乗ってる間に最初の熱がさめて「なんでこんなことしてんだろ」みたいな素に戻る瞬間もあったのかな.このシーンに限らず,全体的にリアリティのラインがどこかおかしくて,そこはスッと行っていいじゃん,みたいなところに妙なディテールが付与されていることが多いです.
結局のところ,おれがたまたまくらしや魔導に興味シンシンだったからこういう重箱のほこりをかきだしたくなるだけでその重みはひとによって違うし,おれが手放しでキャイキャイ言っている作品もほかのひとびとにとってはまたそうである,というような感じで,できることといえば自分がなんもしらねーこと,そして自分が思っている以上にしょうもねーことに注意深くあること,くらいなのかもしれません.じゃあ最初から黙ってろやというのはもっともなんですが,最近は少しわかんねーなりに知ったフウなくちを聞く(そして達人にボコボコにされる)ことによってのみ得られることもあるのかな,という気はしています.検索にもひっかからずコメント欄もないボルゴウでこんなこといっても卑怯でしかないのですが.なんのはなしだっけ?とにかく「平 定」のシーンだけでも観ていただきたい,おすすめです.
以上です.つまんねーこと言ってるうちに連休もおわりですね.金土日月という日取りだったら一週間の苦痛が軽減されてベターでしたが,なかなかうまくいかんものです.どうもありがとうございました