ひさしぶりに冬らしく冷え切った曇り空で,つういんにすべてを使い果たしたおやすみ?でした.
昨晩は下剤イッキのみの影響で気持ち悪いまま日付が変わるくらいに寝て 7 時半には起きました.そこそこの早寝だったためかめずらしくちゃんと起きられたのがよかったです.
身づくろいをしたあとはのっそりバスに乗り込んで病院を目指しました.朝一番混みそうな時間でもちゃんと座れたので利用者数がそれほど多くない路線なのかもしれません.と思っていま調べてみたらふつうに昨年度も営業係数 100 超えて赤字ではあるんですね.別にこの路線だけ特別というわけではなく品川とかいかにも利用者多そうな区間を除いてたいてい赤字だしあんまり混雑の目安にはならなさそうです.ていうかバスってどこもいつも経営苦しんでいる気がします.
到着してからはまずたっぷり 1L の腸管洗浄剤ニフレックを 30 分くらいで飲まされて,腸の中身全部抜く……前に MRI です.開始時に蠕動運動をおさえるためにブスコパンを投入されるのはともかく造影剤ってほんとうになんなんだ(なんで血中に投与してうまくいくんだ)と思ったらカンタンにはこういうことらしい.説明読んでもなお腕から入った造影剤が検査時間中にじゅうぶん消化器周辺の組織にまで分布するというのは釈然としないものがありますが,こういうのってちゃんとやらないと実感として身につかないのだろうなとも思います.それはともかく造影剤入れられると熱っぽく世界がキュワーーーーとするのでなかなかくるしく,MRI の騒音もあいまって「わかって」しまいそうになる瞬間があります.あとここで装着した留置針を経由して以降の薬剤を投与するのですが,なんかこういうの銃火器のマウントレールみたいでカッコいいなといつも思います.人体もどんどんカスタムパーツを装着できるといいですよね
11 時すぎくらいには MRI が終わって一安心,とはいかず次は本丸の下部内視鏡のためにニフレックの残り 1L をちまちま飲みながらトイレと往復する最悪のシャトルランをやらなくてはいけません.液状便じょぼじょぼ出すのもそれだけでけっこうしんどいのですが,なによりこの洗浄剤というやつがほんとうにほんとうにまずい.不気味な塩気と妙に丸い質感がケミカルな香りと甘さによってマスクされ……てもいないただただ最悪の飲み心地です.そもそもニフレックってなんなんだ,もっとラクでうまい方法ってぜったいあるだろと思ってトイレの合間合間にしらべたらポリエチレングリコールやいろいろな塩が添加されており等張液となっているために腸管から吸収されず,物理的に洗浄効果が期待されるということらしい.人体がでかい筒であることを実感する瞬間ですね.
そして他の方法もあるにはあるらしく,最近?はふつうに錠剤とかあるんですね.目を凝らしてみてみるとこの病院にも置いてあったので頼めば飲ませてもらえそうです.まあこれはこれで錠剤の残渣が検査の邪魔だったりと今度はおいしゃさん側の負担が増えそうではありますが.ほかにも胃カメラ経由で直接洗浄剤を入れるという技もあるらしいがこれは上部内視鏡と合わせて実施しなくてはならず大病院ではまずスケジュールの確保がたいへんそうだし,結局ぐびぐび飲んでもらってドシドシ出してもらうのがたくさんの患者を捌く上で最適解なんだろうなという気がします.しかしこれまだ体がかくしゃくと動く年齢だからいいけど,膝や腰にガタがきたらほんとうにしんどいだろうな〜.トイレのたびズボン上げ下げしたりしてたら一回くらい大ミスしそうです.その頃にはさらによい方法が見出されていることをいのるほかありません.あとどうでもいいですが
皆さんのイメージは、どれもほぼ間違いです。実際に検査を受けてみたら「こんなもんか」「意外と大丈夫」と思われると思いますよ。
はっきり申し上げますがまったくそんなことはない,というかギリギリ大丈夫というだけで二度とやりたいとは思えません.
とか考えながらシャトルランを続けていたのですが飲み方のペースがまずかったのかあんまりきれいにならなくて,何度か看護師さんにみてもらう必要があったのでいろいろとなさけなかったです.10 時半から飲み始めて微妙なオッケーをもらったのがだいたい 13 時,そこからさらに 2 時間待って 15 時にようやく検査開始で,その頃には文字通り消化管すっからかんだしくたびれたしでかなりぐったりしてしまいました.大病院ってすごすぎる.まあ待つだけならまだいいのですが,これほど規模が大きいと常に手続のどこかでミスが発生していてこのまま待っていても永遠に呼ばれないのではないかという恐怖にさいなまれつづけるのがほんとうにくるしい.かといって完全な流れ作業に割り込んで確認するとそれはそれで仕事の邪魔だしいったいどうすればいいんだ.
道中に苦戦しつつもようやくたどりついた検査はつつがなく終わりました.洗浄はやっぱりあんまりうまくいってなくて,未消化の玄米の殻とか画面に大写しされてまあまあ恥ずかしかったしもはやうんちのライブビューイングじゃんと思いました.あとやっぱり鉗子が画面外からにゅっと飛び出てきてパカッと開いて腸内の組織をむしり取っていく光景はなんどみてもおもしろいです.例年通り小腸の出口にアフタができているだけでほか増悪したりはしていなさそうなので,くるしみのかいあったといったところでしょうか.結局ぜんぶ終わって解放されたのは 16 時過ぎでした.
というかんじで一日ドタバタしどおしてしまいすっかりくたびれてしまったのでほかはなにもありませんでした.ほぼ丸一日絶食状態だったのでなにを食べるかかなりたのしみにしていたのですが中途半端な時間なためほとんどのおみせがやっておらず,そもそもこの状態で豪勢なものをたべても体がうけてくれてくれるはずもない.しかたがないのでパンやさんで小さくて丸くて甘いパンを一つ食べたあとスーパーでおかいものしてだしめん具材の三つが渾然一体となった鍋焼きうどんトリニティを作りました.味自体は空腹の感動を差し引くといつもどおりで残念です.12 時間ありゃジェット機だってなおらあと異世界の固そうなパンむしゃむしゃ食べてたミツハさんはやっぱりすごいとおもいます
あとはなにもなく,ひたすらぐったり時折寝落ちしていたらあっというまにいつもどおり日記を書く時間です.明日は魔道士体験の対応にあたるべく出撃しなくてはならないのですが,積雪警報も出ておりますしなんとか取り消しにならないものかと祈るばかりです.どうもありがとうございました