雨こそ降らないものの一日通してさえない天気で,大丈夫とかそういう話ではもはやなく言葉に尽くせないほどイヤでイヤで最悪かつ不愉快な体験に満ち満ちたきしょい一日でした.

昨晩はくつうにそなえねむりにむけた儀式の一部を簡略化してまでおふとんに入ったのになぜかまったく寝付けず,追加の魔法薬をのんでなお 3 時近くまでかかってしまいました.もはや起きて会場に向かうほかすべがないためがんばって 8 時には起きましたが,起きた瞬間からうまくいかない予感をたずさえどうにか身づくろいをして西方魔法協会本部に向かいます.

本日より三日間にわたって開催される奇祭……大魔法祭初日は案の定ほんとうにてんでだめだめ,まったくうまくいきませんでした.午前中こそ現実世界に顕現している召喚獣を外部からどう制御するかといういちばんの懸案と思われた問題をあっさり解決できたりとそこそこ順調だったのですが,おひるをたべてくちくなったとたんにボロが出はじめてしまい,手順通りにやるだけのところでさえちょっと間違えたしボタン押すだけでできるはずの魔術資源がどうしてもなにをどうやってもぜったいにうまく作れない最悪の状態におちいってしまって,時間いっぱいねばったあげく想定していた一路を通すことさえできず終わり……あんまりになさけね〜.どれほどえらそうなこと言っても基本的なことができねえんじゃんというのがあまりになさけない.あいかわらずパーティメンバーほんとうに上から目線のてんこ盛りでジエンドにゃんというのはもちろんあるのですが,ひとのことをえらそうにあげつらう前に自分の魔力不足をもっと恥じるべきでした.

ふだんくるしめられながらも魔道士としては少しずつ進歩していると信じていた任務の積み重ねが実のところごくかぎられたドメイン知識の集合にすぎなかったというのもなかなかにみじめです.まあくつうというのはえてしてそういった側面があるとはいえ,結局おれはいつまでたっても一人前の魔道士にはなれないような気がします.

というかんじで一日,ほんとうに一日とおしてむがむがしていただけなのでくらしにおいてはなにも起こりようがありません.おひるに駅前のパワフル会社員御用達みたいな定食やさんでなにもかもが濃い生姜焼きをたべたばかりだというのに,晩にも駅前のタイ料理とインド・ネパール料理を同時に扱う意味不明なお店でフォーを食べるはめになったのもこたえました.おいしいまずいではなく二食連続外食は素朴にしんどいです.この催しがあと二日間もひかえているという事実を受け入れられないままままぐったりと帰りの電車にゆられていたらとなりのひとがギトギトした 3D のしごくどうでもよさそうなスマホゲームをタブレットとの 2 台持ちで真剣に攻略していたのだけはちょっとよかったです.

という感じでドタバタしている間にも梅の追熟はどんどん進んでおり,だんだん傷んだ果実が目立つようになってきたのであわてて梅干しの仕込みもやりました.今年の手順は以下のようなものでした:

準備するもの

    • 正味 1kg に少し足りないくらい
      • 重さオーバーで正確に計量できなかった
  • あらじお
    • 180g くらい(だいたい梅の重量の 18%)
  • つぼ
  • お皿
    • つぼの内径とだいたい同じ・色がついてもよいものを選ぶ
  • 3*ペットボトル
    • 重石用
  • 眞露
    • 消毒用

手順

  • 【0】梅はカワイイ色になるまで追熟させておく
    • 今回はよく洗ってヘタをとってからざるに広げて 5 日置いたらちょっと傷んでしまった
      • まんべんなく追熟させるのは不可能に近いので茶色っぽくなった実が出てきたら中断すべき
    • むろん部屋中が芳香族の強烈な香りで支配される
  • 【1】梅を再度ざっとあらってザルにあげる
    • 今年もめんどうだし意味ないだろと思って拭かなかった
    • だいじょうぶですよねっ
  • 【2】つぼ・お皿など梅に接する場所は焼酎で消毒しておく
  • 【3】ボウルに梅を少しずつとり塩をからめ,塩ごとつぼにしきつめていく
  • 【4】残りの塩をふりかけてから梅にお皿をかぶせ,水を入れたペットボトルを重石としてのせる

ほんとうは赤しそも一緒に漬けてしまうつもりが,追熟させすぎたこともありカビる前に梅酢があがってきてくれるか心配だったのであきらめました.やってしまえばたいして時間がかかるわけでもなくほんとうにどうということはない作業なのについつい先延ばししてしまった結果がこのありさま,くらしでさえもおれをこばむのか

以上です.これほど明日のくつうを迎えるのがいやだったことは過去に例を見ませんが,それはともかく明日がきてしまうので寝るほかない.どうもありがとうございました