昨日と同じく春のおとずれを感じさせるうららか陽気で,しかしやっぱり大丈夫とはほどとおいたいへんさの一日でした.
昨晩はくつうのせいですっかり遅くなってしまったのでねむりにむけた手順の一部をとばし,なんとかいつもどおり 1 時前にはおふとんへ入ることができました.しかしぜんぜんうまく寝付けず,追加の魔法薬を飲んでからガッチャードを見て時間を潰しねむれたのは 3 時前です.もちろん起きられるはずもないのによりによって 9 時半から会議があって本当に最悪,ちょっと遅れましたがどうせなにもしゃべらないのでいてもいなくても変わりません.
つづくくつうはあいかわらず怒涛のようなたいへんさで,たいへんだ〜と思っているだけで一日が過ぎていってしまいます.昨晩無我夢中で結界空間を構築したときの作業手順を書き起こしたらありえないくらいだるくて,いやしくも魔道士をなのるならこんなことを手動でやるべきではない.こんなにも現在がやばいというのに未来をみすえた話もしなくてはならずぜんぜん作業の時間がとれず,さらにちょいちょいとやれば直るはずだった任務が思ったより入り組んでいて修正にやたら時間がかかってしまい非常にくたびれました.魔術を起動するためには古の呪文をとなえなくてはならず,これがもう現代の魔術では信じられないような挙動をするのでなにをするにも時間がかかってしまいます.
あとはほとんどなにもよいことがなく,朝イチでずっとほしかったブルトンのソフビがとどいたくらいでしょうか.ほんとうは塗装もサイズもそしてお値段もすごいほうがほしかったのですが中古で 1 万だとさすがに手が出ず小さい方ですが,ちょうどにぎりこめるくらいのサイズ感で非常にカワイイです.ウルトラマンゼットでは四次元狂想曲が一番すきですしながめるたびにうっとりしてしまいます.おひるになんとか隙を見ておさんぽにもいき,晩はくつうのせいですっかり遅くなってしまったのでおでんをおかずにうっすら白いモヤがうかびはじめている豆腐のスープを熱々に温めて飲み切りました.傷みかけぎりぎりの食べ物を飲み込むように食べている瞬間がいちばんみじめかもしれません.
ごはんのかたわらちまちま観進めていたガッチャードは最新話まで残り三話くらいのところまできました.あいかわらず主役陣の演技が軒並みシブく正直何を言っているかわからないシーンがあったりそれでなくとも演出があまりにヘンだったり(とつぜん風車を背負って点滅しだしたときいったいなにがはじまるんだと悪い意味で手に汗握ってしまいました)と余計な要素が非常に多くその名にたがわないがちゃがちゃぶりではありますが,よく目を凝らすと現代学園ファンタジーものとしての要素は抑えていてなんとも嫌いになれません.たとえば最初は物語を降りた老賢者の庇護のもとわちゃわちゃたのしくやっていたのが世界がひろがりできることが増えるにつれしだいに不穏な色を帯びていき,ついに最初の居場所を捨て独立した組織になっていくというのはハリーポッターにもみられるほど典型的な構造でここにまっすぐ取り組むのはやるねと思います.いざというとき助けに来てくれるのが未来から来た?自分というのもありがちとはいえやっぱりいいものですね.
こういった基本的な構造がセイバー的というかもっというと児童文学的であるのにくわえ,キャラクター造形や関係の緊張感がなんというかゼロ年代のファンタジー系ラノベに近い手触りなのも嫌いになれないポイントです.運命を背負い自他を厳しく律してきた少女がおきらくでまっすぐな主人公に少しずつ心を開き惹かれていくのなんか典型だし,たいして役に立たないがにくめない友人ポジのおたくにいつも一緒にいる個性強めのセンパイたちになんでもできるライバルキャラの感じもすごく見覚えがあります.これらの要素だけみればジュブナイルものの典型を継承しているだけという指摘もあるだろうが,そこにオカルト……錬金術やヒーローの文脈が乗っかるとがぜんおたく向けになってくる.絶対に学校終わりファミレスで時間を潰して深夜にケミー回収する途中で新たな強敵に遭遇してほしいし主人公が錬金術を練習する過程でいろいろな(そしてちょっとおたくの欲望をみたすような)ハプニングに見舞われるだけの回やアイザック視点で進んだりセンパイが色仕掛けでケミーを回収しようと試みるエピソードなどの番外編込み 16 巻くらいの電撃文庫で読みたすぎる!わかりますか!?
全体的におたく向けの色がつよいキャラクター(ふだんは優雅なお嬢様ことばだが激昂すると乱暴な言葉遣いになる女幹部のおたく度合いやばすぎる)たちのなかでもケミーに遭遇しては記憶を消されているオカルトマニア加治木くんが非常に好きなので脳に深刻なダメージが入っていないかほんとうに心配です,みんな続々ライダーに変身するようなので加治木くんも変身するのかあるいはその枠はおふざけで消費するのか,「椅子の男」ポジで主人公をサポートしてくれるのが理想です.
おもちゃと演出が大事故を起こしているのはもう令和では見慣れた光景とはいえ,にしても 101 体は絶対多いって!!!50 枚のラウズカードも使いきっていないしぜんぶおぼえられるかよでおなじみオーズでさえ 130 形態くらい,それに迫る数のキャラクターをあつかえるはずがなさすぎる.案の定めちゃめちゃカッコいい並列フォームをほとんど使わないままなのが非常に残念です.さして飛んだり跳ねたりの目立つ能力がないアントレスラーが活躍しないだろうなというのは想像しておりましたが,まさか現状 2 回しか出てこないとは思いませんでした.
あと錬金術とケミーがあまりになんでもありすぎて作劇の都合で後出しされまくるのがちょっと気になってしまいます.過去に戻れるケミーがいますの一言で過去に戻るのはいくらなんでも無法すぎる.まあいるならいるでいいのですがそのケミーがレベルナンバー 7 なのもよくわからない,レベルナンバー 10 が最強!という話をしたあとに出てくる強さではなくないか.じゃあレベルナンバー 10 どんだけやばいんだと思ったら冬映画送りなのもすさまじい腕力……というかこんなことはしてはいけませんよ.レベルナンバー 10 をしたがえてはならないというルールがあるのを仲良くするだけならオッケーというロジックで乗り越えてくるのもちょっとついていけませんでした.ギーツでも思いましたがルールに厳格なタイプの能力バトルの醍醐味のひとつって制約が明示されているからこその意表のつきかたや心理的なかけひきにあるので,「そういうことがあります」で突破されるとそうなんですね以上の気持ちになれません.
以上です.どうもありがとうございました