盛夏が戻ってきたことを実感させるすさまじい炎天ではあるものの、ひさしぶりにくらしへはげんで魂の位置を調整できたよいおやすみでした。
昨晩はねむりにむけた手順をさっさと終えて 1 時前にはお布団へはいったにもかかわらず気がせくばかりでまったくねむれずどんどん時間が過ぎていき、最終的に魔法薬を普段の 3 倍飲んでようやく 4 時ごろ寝付くことができました。こういう日に限って 8 時に起きなくてはならずほんとうにくるしい、できることならこのねむれなさを塊にしてみなさんのおうちに着払いでお送りしたいものです。
起きてからは桃とマスカルポーネをあえたよくわからないサラダを食べてから身づくろいをして、電車に乗っておまちに向かいます。朝からしっかりと暑いせいでどれだけちゃんと身づくろいしようが電車に乗り込む頃にはびしょびしょになっているのでいっそ濡れたまま家を出たほうがよいのではないかとさえ思います。
おまちではよわめの用事をこなし、そのまま散策でもしようかと考えていたのですがあまりの暑さにあえなく電車に飛び乗り最寄り駅まで引き返すはめになりました。駅前のひまわりがうつくしい立ち姿を維持するためひもでがちがちにしばられていたのがよかったです、夏の植物ってこれくらいしないとすぐに野生に戻ってしまうというのは実感として非常に納得がいきます。
おひるはちょうどカレーの気分だったので駅前のケーキやさんをかねた喫茶店でビーフカレーを食べました。先日財布を落として以来キャッシュカードが止まったままなので手持ちがビーフカレー代 1100 円ぴったりしかなく、まんがいち何らかの理由で追加料金が発生した場合完全に詰むなと思いながらカレーはことのほかおいしい……ということもなくふつうです。後ろのひとが別れた同棲相手についていかにクズでカスで貧乏でモラハラ気質なのかを熱弁していたのはおもしろかったです。人間関係の経験値が低いのでほんとうにやばいやつってそうそうお目にかかれない、たいていはどちらにもそれなりの言い分があるのではないかなどと思ってしまいますが、関係をやりこんでいくとやばいとまでは言わないまでもなるべく遠くにいてほしいというひとと出くわすことが案外多いのかもしれません。
帰ってからはともかくここしばらくさぼりぎみだったおそうじをこなします。気分を盛り上げるため使い捨ての手袋をはめてから台所を上から下までよく拭いて、大崩壊しつつあるガス台もみがきました。五徳が折れているのは言うにおよばずさいきんは天板そのものがサビで朽ちかけているのがほんとうにだるい、なんでこんな古代遺跡みたいな状態なんだ。どうせ交換になるなら実費負担でいいので三口コンロにできないでしょうか。
あとは大まんがまつりで買ったまんがを整理しつつ棚におさめてほこりをはらい掃除機をかけてから水拭きもして、どんなに洗っても生ぐさい台ふきんはオキシドールで煮たらかなりきれいになりました。煮汁はドブとしか形容できない色と匂いになっていて、こんな汚い布はさっさと捨てて新しいものを使ったほうがいいとは思います。
最後にトイレをきれいにしておそうじがひと段落したらひさしぶりにおにわのお手入れもやりました。からからに乾いた鉢に水と液肥をやって徒長は切り戻してとやっている間に二箇所も顔を蚊に喰われてほんとうになさけないです。あと結局夜に雨が降ったのですべて無意味になりました。この時期は水やりをやらないとすぐ枯れるいっぽうがんばって水をやっても雨が降ってしばしばすべて無に帰するのがかなしいです。
おそうじを終える頃にはちょうどよい時間になっていたのですこしでも夏らしい気分を味わうべく近所の神社でやっているらしい地元密着型のおまつりに行ってみます。会場は路上を貸し切るかたちで思ったより規模が大きく、さらにそのそれぞれに近所のこどもたちがつどってすさまじい行列ができているという盛況ぶりでした。面積の問題とかもあるのでしょうが参加者が出店数を大幅に上回っているのは間違いなく、それってすなわちこのクソ暑い中で汗まみれになって鉄板に向かい合いたくはないがこどもに楽しい思いはさせたいみたいなフリーライダーが増えている(もちろんおれも含みます)ことの証でありこのままだと近い将来おまつりという形態そのものが成立しなくなるのではないかとも思いましたが……まあおれには関係のないことか。わかりきっていることですがこういう地元のおまつりってあまりに居場所がなさすぎておもしろくなってしまいます。これ以上地域住民に不安を与えるのは本意ではないのでやたら安い焼き鳥と焼きそばを買ってそそくさと退散しました。
帰ってからはさっそくおまつりで買ったやきそばや焼き鳥でげんきドリンクを飲みます。そのへんの屋台で出ているめっぽうやたらに高いものとはぜんぜん質が違って、ほんとうに採算度外視なのだろうなと感動してしまいました。たのしくなってきたので冷蔵庫に少しずつ残っていたそうざいをそうざらいして、最後に以前とった豚骨のだしと焼豚のたれでスープをつくりラーメンにしたててみたらまったく味がしなくてすごかったです。逆説的におみせの味を再現するにはさすがにこれくらいだろうという味付けにたいするたがを外さないといけないことがわかってこわくなりますね。
以上です。どうもありがとうございました