日中の日差しはもはや殺人的とさえいえるほどの強烈さで一日とおして気温も高く、ひさしぶりの遠征もあってほんとうにくたびれはてた大丈夫とはほどとおい一日でした。
昨晩は翌日の遠征に備えて 1 時まえにはおふとんへ入ったはずなのにそれはもうおもしろいように寝付けずおふとんでジッ……としているうちに 2 時 3 時、時間はどんどんすぎてゆき魔法薬を 2 回追加してようやくねつけるころには 4 時を回ってしまいました。ここしばらくはまたねむれなさの波がやってきている気がする、気候が変わったせいもあるのでしょうか。もちろん朝もぜんぜん起きられず、10 時になんとかおふとんを這い出してからも頭はいたいわ喉はいたむわでほんとうに最悪です。さいきんは死なないようにエアコンをつけたまま寝ていますがこうすると今度は呼吸器まわりにずっとダメージが入ることになる、切ると死ぬしいったいどうしたらよいのでしょうな。
つづくくつうは朝の集会を終えたら遠征にむけて身づくろい、シャワーを浴びるところからやったら 1 時間かかってしまいましたがとにかく準備はできたのでボタンが取れているが襟がついているシャツを着たら遠征に向かいます。日本各地から地理空間をあつかう魔術が一堂に会する大魔術博覧会があるというので新魔術の参考になればと参加することにしたものの、とにかく会場がありえないくらい遠くて道半ばで参加を後悔するほどでした。とくに京葉線の東京駅乗り換えっていいところがひとつもなさすぎる、巨大なスーツケースをかかえた旅行客のあいだをすりぬけながら 10 分くらい駅の中をグネグネ歩くことを強要されて、ようやくホームにたどりついたところで車両間隔が 15 分とかなのでしっかり待つししっかり混むしでほんとうに最悪です。電車に乗り込む頃には汗ビッチョリになってしまいました。
さらに最寄駅から会場までも最寄りというのを疑いたくなるほどの距離があり、ダメ押しのように強烈な日差しが降り注いでいてほんとうに気絶するかと思いました。なお悪いことに入場証をわざわざ事前に印刷しなくてはならなかったので道中のコンビニで刷ろうとしたらなぜかミニストップしかない!!!!!!ふだんならありがたいものですがこういう局面においては不愉快でしかない、ミニストップで印刷できるのかよくわからなかったので二度手間を避けようとマップで調べてたどりついたセブンは改装工事中!?結局歩きに歩いてローソンでぶじ印刷できましたがもうクタクタです、しかもあとからしらべたらミニストップでもふつうに印刷できたらしい。まじでなんなんだ、というか来場者に入場証を印刷させないでください。と思っていたらわざわざ印刷しなくても入場時にてつづきできるらしくあまりの徒労ぶりに倒れ込みそうになりました。
すでに帰りたい気持ちでいっぱいですが会場に向かうと時間が遅かったこともあってかしんじがたいほどの混雑で、歩くのにもやや難儀するしあらゆる方向からビラが配られてあっというまに手がいっぱいになってしまうので大学のサークル勧誘を思い出しました。この博覧会は魔術だけでなく巨大な魔導機械の展示会も兼ねているらしく、会場には見上げるほど大きな機械がずらりとならんでいてなかなかの迫力でした。こういった巨大な機械を間近で見たり用語がひとつもわからない解説を受けたりといった体験は新鮮だったいっぽう、それを操る魔術についてはほんとうにごく貧弱というか全体的に複雑なごみを手練手管で売りつけるというかんじだったのがざんねんです。われわれのつくっているものも客観的にみればほんとうにこのていどの水準なのだろうなと思うし、その魔術と連携する魔導機械があるぶんここに並んでいるもののほうがいくぶんかマシとさえいえるかもしれません。せっかく魔導機械の操縦を体験するブースもあったのにどこもひとが並んでいたためおそれをなして参加できなかったのはもったいないことをしました。ほとんどはじめてくらいおなまえカードを交換する機会もあり、カードを出すのにももたつくわ渡し方もよくわからんわでしっかり恥をかいたのはかなりダメでした。まあなんとかなろうという発想でいっさい練習しないとこういう大事な場面でしっかり失敗するのでヘンに逆張りせずちゃんと練習した方がいいですね。あとおなまえカードを渡すと水がもらえたりもして、この場においてはおなまえカードが残機と同じ扱いなのがおもしろかったです。
しばらく見て回ったらすっかりくたびれてしまったので、休憩がてらおそめのおひるを会場にあるちいさな食堂で食べることにします。ちょっとしたラーメンやカレーていどのものだろうと予想していたらハンバーグだのハヤシライスだのやたらギトギトした洋食ばかりのうえどれも信じられないほど高い!ふだんのおひるの倍くらいするのであきらめようかとも思いましたがおなかにものを入れないと倒れそうな暑さだったのでしぶしぶやたら高いヒレカツカレーを食べました。むろんおりょうりの味も最悪でカレーはドロドロギトギトしているばかりでぜんぜんおいしくないしヒレカツにいたってはヒレとは信じられないほどグニュグニュグズグズした脂身?かなんかがかみしめるほどに溢れてきて、これならまだ学食のなんもないカレーのほうがよほどおいしいとさえ思います。場所代込みでしかたがないとみずからに言い聞かせてはみてもほかに選択肢がないこの場において囲い込むなんてズルじゃんねという気持ちはぬぐえません。
まずいカレーをたっぷり食べてすっかり意気消沈してしまいましたが、食後は屋外のブースで巨大な機械がうなりをあげて前後する様子をながめたりもしました。さすがにこの炎天では長居できなかったので早々に退散しましたが、この体験が基本のひとびととやりとりするのであればとにかく体力をつけて外に出ていくしかない……冷房のきいた部屋でぐだぐだやっていてもまじでなんにもなるわけがねーなとも思います。
そうしているうちに閉会の時間が近づいてきたので、地図のみちびきにしたがい帰りは行きとちがう駅に向かいます。夕方とは思えないほど容赦ない日差しのもといっさい庇がない駐車場をトボトボ歩いていたらとつぜん行き止まりに到達してしまい、駅は見えているのにどうやっても到達できない完全に「詰み」の瞬間を迎えてしまったときの絶望感たるやすさまじいものでした。どうやら駅に向かうにはかなり前に通り過ぎた陸橋をとおらなくてはならなかったらしい、現在地から向かおうにもあらゆる方向が柵で封鎖されご丁寧に通り抜け禁止の看板までかかげられているのできた道を戻るほかなく、怒りと徒労感でこのまま死ぬかと思いました。歩数だけでいえばふだんのおさんぽではもっと歩いているはずなのですが体調の悪さに加え容赦なく照りつける太陽がほんとうにきびしかった、来た道をそのまま戻る道のりはここ最近でも屈指のきつさでした。ともかくどうにか会場に戻り、ここからさらに最寄り駅まで歩き直すのは不可能だったので裏技を使ってなんとかワープしたらあとはもう心を無にして帰るばかりです。さいわい帰りの電車は座れたのでしっかりねむることでなんとかなりましたがほんとうにあやうかった、たかだか日帰りの遠征で寝込むほどくたびれるのはさすがにきびしいのでもっと体力をつけなくてはいけません。帰り道には駅前のいけすかないスーパーで晩ごはんとげんきドリンクを買おうと思っていたのですが、どれも高いわりにあんまりおいしくないのであきらめてふつうのスーパーに寄りおやさいを買いました。
帰ってからは入浴がてらおふろばのおそうじをして、あとはつめたいげんきドリンクのプルタブをひいたらおわりです。おひるのカレーがことのほかおなかにこたえていたのでかってきた枝豆を冷蔵庫にあったスナップえんどうやアスパラとゆで、おとうふには薬味と酒盗をのせた冷奴にして食べました。アスパラにマヨネーズをつけて食べたあと酒盗を食べるとかんぜんにするめにマヨネーズをつけたときの味がする!と思いましたがよく考えたらまったくあたりまえですね。さすがにこれだけではものたりないのでホットドッグを作ったりしていたらすっかり遅くなってしまい、しまいにはどんどん頭もいたくなってきてしまいました。
以上です。たすけてー