ここしばらくのジメジメした蒸し暑さに比べるとだいぶ涼しく感じる乾きぶり……かと思いきややっぱりしっかり気温が高く、出撃に宴会まであってほんとうにあわただしくもなんとか大丈夫な一日でした。
昨晩はハードな予定にそなえて日付が変わる前にはおふとんへ入り、しかしすぐには寝付けずすこしだけ本を読んで就寝は 1 時すぎでした。予定では 8 時ごろに飛び起きてげんきにシャワーをあびるはずだったのですがとうぜんうまくゆくわけもなく、二度寝を繰り返しているうちに 10 時をすぎてしまったし少し長く寝たためか頭痛も出てきて快適なねざめとはほどとおいものでした。
起きてからはシャワーを浴びていつもよりていねいに顔の毛を剃ったら朝の集会に出て、おはなに水をやったら出撃です。みょうに湿度が低かったこともあり一晩エアコンを切って熱がこもった室内より涼しいかもなどとおもっていたのですがやっぱり電車へ乗り込む頃にはしっかり汗をかいてしまいました。電車内ではめちゃくちゃパソコンを開いて作業をするタイプのひとが両隣に座っていて、好奇心に負けて画面をのぞきこみそうになるのをなんとか理性でおさえなくてはならなかったのでいつもよりくたびれた気がします。実際移動中も作業しないとまわらないくらいの仕事量なのかもしれませんが、まあまあだいじめっぽいメールを書いているのが視界のはしに入るとまったく大きなお世話ながら情シスが発狂しないか心配になってしまいます。
本部についてからはまずおひるごはん、晩がギトギトになるのは見えていたのでおそばでかるめにすませるつもりが細々とした小皿を気の向くままとっていたらちょっとギョッとされるくらいの量になってしまいました。ごはんを食べながら協会が魔法知能の取り込みについていかに遅れているかという愚痴をふんふん聞いて、こういう話をしてくれるようになったことをよろこばしくおもう一方でそれを聞いてもなんの行動も起こせないていどの実力しかなくてごめんなさいねと思いました。
食後はコーヒーを飲みながら集会に出て、話の流れで冬の魔法展示会への出展に向けた準備をやることになってしまったのがいまさらながら不安になってきました。これほどまでに実行力がなく口だけのやつになにかできるのでしょうか、このチャンスが最後と思ってのぞむほかありませんがどうせ秋頃にはぜんぶ飽きているんだろうなと思います。あとは不具合解析のおてつだいをしたり魔獣を飼育する檻が実際どのような構成になっているかをたしかめたりしました。いちばん気になっていた魔法通信の出入り口についてはちゃんと 2 つあることがたしかめられたいっぽう、それが事実だとするとこの檻は正常に通信をコントロールできているはずなので魔獣とそれをしたがえる魔術との間になんらかの問題が発生していることになり……それってつまりめちゃくちゃめんどくせ〜。問題の候補はあるていどしぼれてきたので週明けには確定させることができるでしょうか。とかとかなんとかやっていたら結局新魔術の開発はほとんどすすまなかったのがざんねんです。
そうしているうちによい時間となったのでユウウツでしかたがない大宴会へ向かいます。なんとよくお話するギルド長が急遽こられないということになってしまいもういっさいの孤立無援で、知らんひとが知らんひとについて熱く語るのをさも興味があるように相槌を打つだけになるのがかなしいですね。せめてこういう場でつぎにつながる交流を獲得できればまだ参加したかいもあるというものですが、自己紹介されたつぎの瞬間にはもう名前を思い出せなくなっているのでほんとうに意味がない。最強ギルドマスター伝説みたいなのも無限に聞かされて、たぶん 3 割くらい盛っているので 1/1.3 くらいで聞かないとダメだなと思いました。じぶんがえらいひとびとのなかでいかに物怖じせずぶっこむことでリスペクトを得てきたかという一場面をじつに感情豊かにそっくりそのまま会話劇として再現する盛りの話法というのが知り合いのバンカーそっくりで、生き馬の目を抜くような世界でデカい額を動かすような日々においては必須の技能なのでしょうか。むろんその話法によって当面糊口をしのげる……端的に言えばどんぐりをもらえているわけですからまったく足を向けて寝られませんが、ぜんぶまったきの事実なのだとしたらそれはそれでやっぱりちょっと自己愛入ってるんじゃないの、とは思います。ごはんは海鮮を中心にしょっつるなんかも使って味が濃くもけっこうおいしいものだったのでこういう大宴会にありがちな残り方をしていたのがほんとうにざんねんでした。
二次会は明日には忘れているだろうどうでもいい居酒屋さんで、ひさしぶりに冷え冷えシナシナのポテトを食べた気がします。場はだんだんギルドマスターのありがたい説話を尊く拝聴するフェーズに移行して、スゴイひとがたくさんいるので天下無双です!みたいな話もされたのでその結果できあがるのがこの複雑な電脳ごみですか?笑と思いました。しょうみどんぐりがもらえるならなんでもいいしどうでもいいがいやしくも魔道士を名乗る以上死守するべき最低限の線のようなものはあって、その防衛線さえもたやすく瓦解する現状においてはなにを言われても それは魔術ではありませんね笑 としか思えません。いかにも突き上げてほしそうだったのでいちおうパフォーマンスとしてあきらかに魔術の開発サイクルに見合っていない鈍重な大起動の手順を少しでも軽くできないですかという話をぶっこんではみたものの完全に流されたのでまったくの無意味でした。こんなとこで足踏みやってる協会に魔術の炎が点るわけもねーっ、それでいいならそれでいいですがじゃあむずかしいことをやるのはやめませんかという気持ちになります。
そうしてだらだらお話しているうちに時間はどんどんすぎてゆき、もう新しくておもしろい話は出てこないなと思ったのでてきとうなところで抜け出しました。このまま 3 次会になだれこめばなにかあたらしい世界が見えていたのかもしれませんが、べつにその世界がみたいかといわれるといまのところあんまり興味はありません。きっとこの選択を近い将来後悔することになってもこの小さな銀河はいまこの瞬間の快不快だけが判断基準です。終電間際の電車に乗り込みなんとかおうちへかえりつくころには日付が変わってしまいました。ほとほとくたびれはててしまったし、ゲーせず帰れただけでもよしとすることにします。
こんな日は街角で見つけた 萌え のことを考えるほかないですね:
こっちはもう現実にほとんど興味がないのにまだ萌え以外のことを考えなくてはいけない場面があるのがほんとうに最悪です。
以上です。どうもありがとうございます