日中は多少雲がかかり昨日ほどのひざしはないもののそのぶんしっかりと蒸してまた別種のつらさがある暑さで、睡眠不足でややぐったりぎみではあるものの心赴くままにすごせたおやすみでした。

昨晩はせっかく晩ごはんとお風呂をそとですませてねむりへむけた手順をショートカットしたはずなのにもちょもちょボルゴウを書いていたらいつのまにか 2 時まえ、そこからさらに都市伝説を解体しようとしてみたもののいまの脳みそで単調なおつかいをこなせる気がしなかったのであきらめてゲーム機の電源を切り 3 時ごろには寝つきました。日曜日なのでいつもどおりねむりはあさく 8 時ごろには目が覚めてしまい、二度寝もうまくいかなかったのでそのまま起きました。まじでなんで日曜日だけ目が覚めてしまうんだ、せめて平日にこうなってくれればもうちょっとくつうもはかどるのにわが肉体ながらいまだにいっさい制御がきかずなさけないばかりです。

起きてからはとりあえず洗濯機を回し、洗い上がるのを待っている間に顔を洗ってひげをそり身づくろいをすませたらおさんぽへ行きましょう。といってもげんきがあるわけではないので遠出はせず、先日見つけたちょっと鬱陶しい感じのコーヒーやさんで朝ごはんが食べればよしとします。今日の暑さはここしばらくとはまた別種でとにかく湿度が高い、ちょっと歩いただけで汗が猛烈に吹き出してきて住宅街をウロウロして目的地へ到着する頃にはびしょびしょでした。おみせは 10 時開店らしいところ 9:58 ごろ到着してしまい、しばらく近くを徘徊して時間をかせいでみたものの 10 時になってもぜんぜん開く気配がないのであきらめました。いったいなにがダメだったんだ、なんかフラグを立て忘れていたのか?もう一軒あてがあったのでいってみたらこちらもやっぱり閉まっていたのでおみせで食べることはあきらめおうちでコーヒーを入れることにして、近所でいちばんおいしいパンやさんでたくさんパンを買い込んで帰りました。最初に行こうとしていたおみせがこのあたりでいちばんおいしいコーヒーを出すことはまちがいないが、それはそうとちょっと遠いし開いていないというパターンもあるとなるとだいぶ話が変わってきてしまうかもしれません。帰り道にはスーパーに寄って、晩ごはん用に豚の塊肉を買ったりもしました。豚肉って買うたびに思ったより高くて思ったより高いのですが!!!と思います、こういうのをためらいなく買うことができる日はくるのでしょうか。

おうちにもどってからはとりあえずごはん、フレンチプレスでつめたいコーヒーを入れて買ってきたバゲットにフムスを塗ったりして食べました。フムスというのはほんとうにおいしいものですね、つめたいコーヒーによくあうしスライスしたトマトもちょうどフムスにちょっと物足りないジューシーさをおぎなってくれるので最適な組み合わせといってよいでしょう。フレンチプレスのアイスコーヒーもけっこうおいしかったです、この方法だとドリップにくらべて最終的な収量が予想しやすいというのもあって考えることがすくなくてすむのでかなり気がラクかもしれません。

とかなんとかやっているうちに睡眠不足の日特有の息切れを感じはじめたので、なるべくエネルギーを使わないようここしばらく遊んでいた都市伝説解体センターをなんとかクリアしました。これは……こんな……!いろいろ言いたいことはありますが大前提としてなんというかゲームではないですね、この小さな銀河はなにをどうやってもぜったいゲームオーバーにはならずクリアできるゲームをゲームとみとめることができません。そこまで体験を制御したいなら ADV とか名乗らず最初からビジュアルノベルと言い切ればいいじゃん、肝心のところをぜんぶムービーで操作不能にするのってマジメにノベルゲームやろうとしてるやつにたいする裏切りなんじゃないのと思います。あと 1 話終わるたびになんともいえない挿入歌が流れて、オカルト × ラップといえば ∴[yueni]だろうが!!!と思ってしらべたらなんかコンセプトを見失って迷走したあげく解散していたらしくかなしかったです。オカルティックかくさないではほんとうに名曲なのでぜひきいてみてくださいね

溜飲をおろすために批判的な感想をしらべていたらゲーム性に対する批評はそこそこ展開されていたのでともかく、とにかく全編つうじて披露される都市伝説らしき現象への理屈づけというのがあまりに弱すぎる。先日の霊感インテグレーションでも思いましたがこの小さな銀河は都市伝説のようなワンダーを「解体」するような態度について自分が思っているよりこだわりがあるのかもしれません。あんまりうまくいえないが既出の物語を「解体」するなどと大層な態度をしめしておきながらそれを説明する理屈が予想より数段ショボイものだと視界が真っ赤に染まってしまいます、結局最終ひとコワですな笑ていどの強度にとどまるならまだ怪異が実在するといわれたほうが得心もいくし誠実であるとさえ感じる。この作品でにおいてはなお悪いことに一定の理屈づけをしたうえでうまく説明できない現象に対してはまあそういうこともあるのかもしれませんねという逃げの打ち方をしているのも印象が悪いです。せめて自分が信じる非の打ちどころがない理論を打ち立てたうえで出直してきてください。こういう得心のいかない不条理をすべてカルトや精神疾患とかの「なんだかわからんがその名前をつけておけばみんなが納得するとされているもの」の箱に押し込めて終わった感じを出すのもはらだたしいです、ひとコワ系の話をこういう箱に押し込めて解決したとする態度はいいかげんやめませんか?こんなん理由づけや説明じゃなくてたんなるラベルのつけかえだろ、べつにこの作品だけにかぎった話ではないがフィクションの中で人間の直感的でない心の動きに病名をつけて満足するような行為がとうぜんのようにコンセンサスを得ている状況にたいしてはだれかが明確に NO と言いつづける必要があるとは強く感じます。その誰かというのはたぶんわたくしではないのでしょうが、ともかく現実のくるしみをべんりなギミックにするなッ

ラストに用意されたこの作品最大の展開……というか唯一のどんでん返しであるラストのギミックについてはボルゴウを書くために福来あざみさんの画像を検索していたときに検索候補に「福来あざみ 多重人格」というのが出てきてしまって、それで想像した内容から大きく外れるものではなかったのでほんとうににだいなしでした。発売から半年のあいだネタバレに触れないままこられたのにまさか最後の最後でこんな油断してしまうとは、かんぜんにこちらの落ち度とはいえこのていどの情報量でわかっちゃう程度の展開にすんなよなどとお門違いの怒りもわいてきてしまいます。ネタバレの有無はともかくこのオチを受容できるかどうかは……どうでしょうね、念視とか千里眼のようなケレン味のきいた設定をそういうものなのだとようやく受容できたところにあとから実はそれも説明できる理由があるんですよ笑みたいなことを言われてもうるせーな誰だよお前はと思ってしまいます。すくなくともいきなりギフテッドだからオールオッケーという説明になっていない説明よりは福来あざみさんと止木休美さんが築いてきた絆のほうに興味があります、なんでもいいのでせめてさいごに退院祝いくらいはやりませんか!?(;o;)

あとまあこれはたんなるルサンチマンなんでしょうが、本作最大のテーマである SNS の暴力性についてもこの作品が SNS で大ウケしたという背景があるととたんに批評の軸がブレませんか?というのがすごくすごく気になってしかたがない。 SNS のパワーを最大限利用するような布陣をしいて、実際こんな木端のおたくまでプレイするような作品にまで育ったのにその恩恵を無視して負の側面ばかり強調した批判を展開するのってめちゃくちゃダセーと思ってしまいました。まんまと宣伝にのせられて買うバカどもが悪いのであってだれも買ってくれとは頼んでないみたいなことを言われたら何もいえませんが、いくらインディーゲーの皮をかぶってはみても結局最後に出てくるのが「SHUEISHA GAMES」であることになにもおもわない製作陣ではないでしょう。すぐにメディアミックスされるていどには資本が投入されてあきらかに「当て」にきているフックがたくさん用意されていて、目論見どおり大ウケしておいてなお SNS のカスどもを素朴に批判しているだけですというのは通らないんじゃないか。もっとはっきりいえば電脳世界がこんなめちゃくちゃになったのはウケと資本を持ち込んだあんたたちのほうだ!あんたたちみたいなやつらがいるから!!!ティム・バーナーズ・リーにありがとうと言って!!!!GR!!!!べつにこの作品にかぎりませんが言語知能が高くて他人の言動をたやすくエミュレートできるひとが電脳世界でめちゃくちゃウケた基盤の上でそのありかたを馬鹿にする様子をみるとじゃあそのしくみなしでウケてみろよと思ってしまいます。というようなことをいちどもウケたことがない場末のボルゴウで言ったところで嫉妬乙のひとことで片付けられてしまうのがもどかしくてしかたがない、これほどまでに場を読んで刺さるものを作れる技術と能力がありながらなんでウケるものをつくらないという選択をしないんだ。フィクションの中でくらい意味とかをぜんぶめちゃくちゃにしたあたらしい世界をみせてほしいのに結局資本の奴隷かい、そこに批評の態度なんか微塵もないというところにものすごくモヤモヤしてしまいます。

ジャスミンさんの気持ちについて考えていたらどんどん時間がすぎていったのでてきとうにおにわの手入れをして、週末終わりのどんよりした気分をはらすためおりょうりもします。とりあえず買ってきた豚バラ肉を使って髙良康之「愛蔵版フレンチの基本 髙良シェフのおいしい理由」にのっていた豚バラ肉のプティ・サレとレンズ豆のブレゼをつくってみることにします。まずはレシピどおり調味料をはかってソミュールというのをソミュ〜ル(笑)と思いながら作りました。ソミュールって何かと思ったらブライン液と同じなのか、ようは塩と砂糖をいい塩梅で調合したところにスパイスの香りをつけて肉をマリネすることでいいかんじに脱水しつつ味付けを行う手法らしい。水に塩と砂糖を溶かしてローリエ・タイム・クローブ・にんにく・たまねぎを加えたらしばらく沸かし、粗熱がとれたら豚バラの塊肉をつけこんでおきます。こういうレシピってほぼ漬け込みのパートによって味が安定してしまうのであんまりいみがね〜と思ってしまうが、それはそうと液の調味に関しては学ぶべきところがたくさんありますね。

おりょうりしているうちにおなかも空いてきたので、夕方の軽食にはアラビアータをつくります。オリーブオイルでにんにくにじっくり火をとおしたら唐辛子を加え、焦げ付く直前くらいでおにわに生えていたパセリとトマト缶を加え塩で調味して煮詰めたらソース部分はほぼ完成です。ペンネネンネン・ネネムズと思いながらペンネをゆでたらソースをからめてたっぷりおろしたチーズを加え、おにわでとれたパセリのみじんぎりもたっぷり加えたらできあがりました。唐辛子を勘でくわえたのでちょっと多すぎたかなと思いましたがチーズの力でちょうどよく丸められていて、塩気もパスタから出る分をあわせて完璧なあんばいに仕上がってめちゃくちゃおいしい。テンションがあがっていったいどこまで行けるのだろうと思って冷凍庫に入っていたげんきドリンクをひたすら飲んでみたらこれまで経験したことのないゾーンに突入してしまいました。そのおかげで台所まわりからはじめたおそうじもだいたいおえられたし、やろうと思ってできていなかった洗剤のつめかえやあたらしい衣服の注文といったくらしの些事へためらうことなく取り組めたのでよかったかもしれません。うまくいえないが日々がこれくらいこわくなければもうすこしなにかうまくいっていたこともあるのだろうかなどと益体もない想像をふくらませてしまいます。この手のつけられなさは爆速を実現する魔法薬によっても解決しなかったのできっともうどうしようもないのだろう、しかしごくまれにくるなんか手をつけられる日のはかどり具合を思うとどうしてもその可能性をあきらめられずよけいにしにたくなってしまいますね。

それはそうと漬けておいた豚肉もいい感じになってきた気がするのでプティ・サレをつくります。まずは豚バラの表面をよく焼いて油をしっかり出し、カワイイ色がついたあたりでセロリとたまねぎのみじんぎりを加え水を足して煮込みはじめます。ほんとうは乾物のレンズ豆でつくるレシピらしいですがとうぜんてもとにそんな気の利いた材料があるはずもないのでとりあえずパウチのサラダ豆を多めに加え、煮えたらトマトも加えて塩で調味したら完成です。しっかり火がとおった肉を豆と一緒にバゲットでたべるとみぶるいするほどおいしい、塩加減もちょうどよくいろんな種類が混ざった豆も思いのほかじゃまにならず食べでを補強してくれるしトマトのうまみがあとからおいかけてきてひさしぶりにこのみの味に出会えました。もうすこし手順と材料が安定したら小さな銀河の萌え萌えレシピ集にくわえようと思います。うれしくなったのですでにわやくちゃぎみだったところへさらにげんきドリンクを飲んでみたらとうぜんくちょくちょです。

あとは昨日たのんだばかりのスポーツサンダルが届いたので受け取って、さりゆくおやすみを惜しみながらでかいおふろへもいったら終わりです。日曜夜は客層が落ち着いているのかめずらしく奇行にいそしむ怪人に出会わなかったのでこころ穏やかに入浴することができました。正味べつに怪人がいようがいまいがとくになんらかのインタラクションが発生しなければどうでもいいとはいえ、いないほうがドギマギしなくてすむぶんいくらか気がラクです。帰ってからはよくひえたオレンジをかじって、そういえば今日はオタク・ドロウイングをしようと思っていたのを思い出しましたがいまさらどうしようもありません。

以上です。どうもありがとうございました

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