日差しが出てあたたかいのかと思いきやそうでもなく夕方にかけてはみるみるうちに気温がさがってくるしぶとい冬のおてんきで、ひさしぶりのつういんでほとほとくたびれはてたおやすみでした。
昨晩は翌日のつういんに備え早く寝ようと急いだら意外とスムーズにねむりへ向けた手順をこなすことができ日付がかわるくらいにはおふとんへ入れそうです。しかしびみょうにねむれない気配を感じたので魔法薬をあらかじめ追加しておいて、どうにか1時には寝付くことができました。魔法薬を多めに飲んだためか起床は苦戦してしまいましたが、それでも概ね予定どおり8時半には起きられたのでがんばったといえるでしょう。
起きてからは身づくろいをして治験薬を入れるでかい保冷バッグを持って病院へ、今日は地図アプリの提案する別ルートというのでいってみることにします。南北線で後楽園まで出て丸の内線に乗り換えてみたら車内は朝ゆったり出勤できるめぐまれたひとびとでギュウギュウになっておりおまち憎むべしとの意を強めるばかりでした。
そうして病院へ到着したのは10時前、まずは保健室みたいなCRCセンターで手続きと簡単な検査をこなしたら採血です。治験をはじめてからというもの採血のたびに看護師のひとがなんか後ろの方でちょっと相談するので毎度なんらか手続きに不備があったのではないかとドギマギします、そしてこの予感は今回も的中するのであった。
血を抜かれたらつぎは診察……の前の長い長い長い待ち時間です。CRCのひとにあらかじめ今日はめちゃめちゃ待ちますよと言われていたので覚悟してでかいおにぎりをふたつとくつう用の端末を持っていきましたがそれでも長いものは長い、待合室でかかっているNHKの園芸番組を一本しっかり通してみたうえでおにぎりをひとつ食べ1時間寝て端末をかちゃかちゃやってなおおつりがくるほどに待たされたのでようやく呼び出しがかかるころにはほとほとくたびれはててしまいました。
待ったかいがあるのかないのか診察においてはとくに変わったこともなく、インフルエンザが流行っているので手洗いうがい!というくらいのことを教えてもらうていどでした。これだけ気のおもむくままテキトーに過ごしていても増悪していないのは文明社会にありがとうないっぽう、やはり今年もうんちのライブビューイングもとい内視鏡が避けられなさそうなのはやはりツライですね。あと治験にさいした種々の手続きもセンセーがCRCのひとと目の前でかちゃかちゃやっていて、いろんな数字をいろんなところに入力してはエラーになりまくる片手間で処方箋を出しているのでセンセーってすごいと思いました。昨年くらいに電子カルテのシステムを入れ替えたらしいが、素人目には画面からそのビフォーアフターを読み取ることができないのがかなりおもしろいです。
ともかく診察は終わったのであとはまた30分待ってから看護師さんに見守られる中自己注射をやってお会計、そういえばマイナ保険証に切り替わったのを忘れたまま会計に進んだのをとがめられつつも作業じたいは順調にすすみずいぶん慣れましたなと思いながら管理表を受け取ったら……そういえば院外処方箋がない!!!しかたがないので窓口のひとに聞こうとしたら口を開いた瞬間いまほかの人の処理してますからみたいな諌められ方をしてシュンとするはめになったし、めげずに聞いてみてもお薬は隣の窓口で受け取ってくださいとかほんとうは手元にあるんじゃないですかみたいなこちらに非がある前提で高圧的にこられるのでほんとうに最悪でした。実際過去に患者責のトラブルによって時間を浪費させられた実績が膨大にあるという事情は理解する、理解するがその積み重ねの先、凝縮した憎しみの矛をキッと向けられる身になってくれ……というよりとにかくこっちの話を聞いてくれ。
脂汗をかきながらなんとか事情を説明し手元もあらためてよくあさり、結局まだ診療科のほうにあるらしい、診察終了時点で受け取っていないのでまた渡し忘れですね。しかたがないので事故防止なのかクソみたいな速度のエスカレーターに乗って診療科の受付に事情を説明するとはて……?みたいなリアクション、なんで話が通ってないんだよ。さすがにちょっとおおあばれしそうになりました。
誰が悪いとかではない(厳密に言えば出し忘れたセンセーが悪いがそれをいうと確認漏れてるこの小さな銀河も悪いし、しかし患者がなぜ院内で発行される書類のライフサイクルを気にかけなくてはいけないのかねとか……)がとにかくこの大病院のシステムがまじでめちゃめちゃだるくてほんとうに最悪、一度異常系に落ちると正規の手段で回復できないので割り込みをかける必要があり、しかしそれは正常系でまわるシステムに対しては負荷でしかないので窓口のひとから狂人がおいでなすったみたいな白い目で見られる。なおわるいことに窓口や担当者間で引き継ぎされないのかすべての場所でゼロから事情を説明するハメになるのもほんとうに不愉快でしくみにたいする憎しみはつのるばかりです。
窓口でしっかり名前を呼び間違えられていたのもひそかに不快でしたが、ともかく処方箋はもらえたのでありがとうねというべきでしょう……しかしここで処方箋の中身までチェックしないことがその後にさらなるトラブルを引き起こすのであった。
どうにか会計を終え処方箋ももらい、さいごはCRC室でふたたび簡単な検査と治験薬の受け取りです。CRCのひとが運動部に所属していたのでお酌をやったがビールスで全部消えてラッキーだったとかセンセーのこどもが受験だといったいつ役立つかわからない情報を手に入れて病院をあとにしたのは14時過ぎでした。
さすがにほとほとつかれはてて気もめげているのでおひるはおそとで食べましょう。みょうにカレーの気分なのでしらべてみるとちょうど近くのビルにエチオピアが入っているらしい、少し歩けば本店にも行けそうですが並んでいたら最悪なのであきらめてこちらのおみせに入ります。券売機で名物らしいチキンカレーとオプションのパクチーをたのみ隣のひとの会話を聞くとはなしに聞いていたらちょうど子育てがひと段落したらしい、子育てのなにが大変だったかという質問にこんな世の中で生きていかなくてはいけないのがかわいそう答えていて親がそれ言うことあんのかよと思いました。
チキンカレーは辛さレベルを最小にしたわりにしっかり辛くクローブなどのスパイスもきいていてちょうど求めていた味、しかし肉は完全にだしが出つくしているのかぱさぱさで何の味もしませんでした。ビーフとかだったらもっとおいしいのでしょうか、おまけでちいさなふかし芋がついていたのはうれしかったです。
食後は治験薬の保冷剤がとけるまえに帰ります。帰りの電車ではベビーカーをひいた夫婦が乗り込んできたのをみたひとがすみやかに角の席をゆずっていたのに、そのとなりのおじいさんがジッ……としたまま動かないので結局片方しか座れていないというなんともむずむずする状況に遭遇してしまい、しかしこの様子を小さな銀河は座席に座って眺めていたのでなにも言う権利はないなと思いました。おじいさんの隣の席も空いているのだから一個ずれればいいのにと思ういっぽう、おじいさんというのは電車内座席バトルにおいてかなり上位のカードなのがむずかしいですね。秋葉原駅で電車を乗り換えるときに駅中のおみせでみはしのあんみつが売っていることに気づき、みょうにおいしそうだったのでふたつ買ってしまいました。
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晩はおにぎりの残りを食べるにあたりなにか汁物がほしい、そういえば冷蔵庫の奥の方にまとめてもどしてしまったはよいが持て余していたきくらげがあることを思い出したので中華風のスープに仕立てましょう。細切りのしょうがとねぎをよく炒めてから水をそそいでスープはめんどうなので顆粒の鶏ガラスープ、あとは細切りしたきくらげをいれててきとうに調味し卵を溶き入れたらおわりです。
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