夏本番の暑さはとどまるところを知らず日差しこそそれほどきつくないはずなのにそんなことはまったく関係ない熱気があたりに立ち込めるすさまじいおてんきで、とにかく調子が悪いうえに検査まであってほんとうにしんどいおやすみでした。

昨晩はただでさえ食のたのしみが奪われているうえ明日も体力を使うことは間違いないのでさっさとねむりへ向けた手順をこなし、ボルゴウを書いたところで 1時ちかくなってしまったのでそのままおふとんへ入りました。

さいわい寝つきには苦戦せず就寝は 1時すぎ、その後も明け方 1回目が覚めたくらいでおおむね順調なはずだったのに今度はぜんぜん起きられない!9時から下剤を飲まなくてはいけなかったのでかなりがんばってなんとか起きだしましたが、とうぜんのように頭がいたみだしてほんとうにほとほとうんざりです。なんでよりにもよって今日なんだ、ここしばらくはほぼ毎日頭痛に悩まされている気がします。

起きてからはまずトイレに駆け込み昨日のマグコロールの分を出したら駆けつけ一杯モビプレップ、ほんとうにまずい!!!塩気だけならまだしも安っぽい香りに加え飲み下した後も舌にまとわりつくケミカルできもちのわるい甘味、これを 1.5L 飲めとこともなげに言われるたび冗談じゃないと思います。ほんとうにほんとうに、気が滅入るほどまずい。この香りを嗅ぎ味を思い出すたびに泣きそうになります。

そうして 30分に 1回 200cc ほど飲んでは味を打ち消すように水を飲みトイレへ駆け込む大うんちマラソンが幕を開けました。家でやるとしんどいときには横になったり立ったり座ったりできるので病院でやるよりマシとはいえどこでやろうがイヤなものはイヤすぎる。水様便ってほんとうに信じられないほど飛び散るのでトイレがめちゃめちゃ汚れて不快だし、都度しっかり手を洗うのであっというまにガサガサになってしまいました。

それでもひたすらペースを守りながら飲んでいると 11時ごろには便性状もまあ及第点といったところでしょうか。自身の排便に向き合うこの時間もイヤといえばかなりイヤ、看護師さんとかはほんとうにすごいなといつも思います。一安心したらねむけがもどってきて、頭痛もひどいので小一時間ほど寝てしまいました。

起きてからはトイレをはさみつつ身づくろいをして病院へ向かいましょう。モタモタしていたら時間ギリギリになってしまい駅までの道を急いだのでもちろん汗だく、なお悪いことに山手線は練習とかいうみたことのない車両がやってきて乗れませんでした。意図せず待ち時間ができてしまったので病院で飲むための飲み物でも買いましょう。緑がかったいろはすのボタンを押したらマスカット味というのが出てきてよけいなことすんなと大暴れしそうでした。水に味付けんな!!!しかたがないのでいろはすでないふつうの水を買ったらこんどこそふつうで、もう二度といろはすは買いません。

秋葉原で総武線に乗り換え水道橋口から出たら病院へ、ピークをすぎていることもあっていつもとはまったく違う閑散ぶりでこわくなってきますね。うっかりいつものくせで消化器内科で受付しようとしたら検査は内視鏡室だったなど細かいトラブルをはさみつつ、それでもなんとか時間どおりに到着することができました。

あとは受付をすませ細々となんか記入したり検査したり、終わったら長い長い待ち時間のはじまりです。今日は出がけバタバタしていたので本を持ってくるのを忘れたしとにかく頭がいたくてケータイの画面を見続けるのもしんどい、テレビはちょうど相撲中継の時間だしやることがなさすぎてひたすら頭痛に向き合うここ数年でもかなりしんどい時間を過ごしました。いたみどめを飲んでくればよかったと思ういっぽうたぶん腸に残るしどうするのが正解だったんでしょうね。

ひたすら目をつぶって時間が流れるのを祈ること約 2時間、ようやく検査の順番です。検査着に着替えブスコパンか何かを点滴されて準備は万端、どうでもいいことですが前回検査時に鎮静剤を使ったかどうかを 3回くらい聞かれてそれはそっちで管理してくださいよといつも思います。

みょうに座り心地のよいマッサージチェアでしばらく待っているとついに順番が、この瞬間はいつもやや緊張しますね。すでに薬が効きはじめて朦朧としているというのに口頭で問診票に書いたことを再確認されて、これであばれだすおじいちゃんがいるのもむべなるかなと少し思います。年齢や氏名はともかくアレルギーの有無とかいま聞かれてもという感じがしてなりません。

検査自体はおおむねつつがなく進行したといってよいのではないでしょうか。あれだけ洗浄がんばったはずなのに腸壁にはしっかり汚れが残っていて、センセーからも「結構残ってるね」などのありがたいおことばを頂戴したりもしました。それ言われてどうすればいいんだ、じゃあやり直しですかねガハハとか言えるような状態じゃないですよこっちは尻から管出てるんだから。

組織採取のちっちゃいアームもさすがに飽きてきたし、いまどこにいるか実況してくれるのもいまだによくわかりません。それにしても出すところから入れるとこんなに苦しいんだというのは毎回新鮮に驚きますね、おなかがずっと異物を外に出そうと蠕動するのでおなかこわしたときのぐるぐるする感じがずっと続いて今回こそセンセーの顔面にもろもろぶっかけてしまうかもしれないという恐怖と戦わなくてはならないし、終わるたびもう二度とやりたくないと思います。あとまったくの余談ですがこの病気になってから成人向けのまんがとかで肛門をどうのこうのするシーンを見るたび肛門はやめろ!!!と思うようになってしまいました。肛門は、遊び場じゃない。

ヘトヘトの状態で検査室から出たのが 16時 45分、結局最後まで看護師さんがだれひとり投薬状況を把握できていなかったらしく当初言われていた 30分安静にする時間はありませんでした。なんでそこ勘なんだよとは思いますがまあきっとなんかいろいろ、ほんとうにいろんなことがあるのだろう。更衣室にはあたたかいおしぼりが置かれていて、このあたたかさにはいつもサンキューなと思います。それにしてもこの儀式をあと何年やりゃいいんでしょうね。体がちゃんと動くいまでさえこれだけしんどいのに、この先肉体が衰えていったときトイレのたびに立ったり座ったり出すのを我慢したり、そういうのがすべてつつがなくできるとはとうていおもえません。

検査が終わったらお会計、もう限界ギリギリというしんどさだったのでここでさらに待たされたら気が狂ってしまうところでしたがさすがにもう店じまいムードということもありあっというまに処理してもらえてありがとうねでした。さいごに CRC 室へ報告へ行って、ようやく解放されたのは 17時です。一日しごとになることを覚悟していたとはいえこれほどしんどいとは、今年の検査はこれまででも屈指のしんどさでした。とにかく意味不明な頭痛が悪い、なんでよりによって今日なんだという思いはぬぐえません。ほんとうは外食だったりちょっといいごはんを買ったりということを考えていたのですがとうぜんそんな気力が残っているはずもなく、なんとか最寄駅までたどり着いたら晩ごはんの材料を買って帰りました。

おうちへ帰ってからはとにもかくにも汗でビタビタの服を脱いで顔を洗って、晩ごはんの前におなかのご機嫌伺を兼ねて買ってきた和菓子を食べます。スーパーで売っているパック入りのしごくどうでもよい水饅頭と水羊羹というのが非常に非常にざんねんですがしかたがない。はたして約一日ぶりの甘味は感動するというほどではないにせよくたびれた体にしみますね。これくらいの甘味を今後も気にせず食べられる体でありたいものです。

いきなりあんこものを食べたらすでにだいぶ満足してしまいましたが晩ごはんの準備もやります。さすがにいきなりカレーなどというわけにもいかないので消化によさそうな献立、というので待合室にいるあいだ魔法知能に考えさせたつめたいおうどんと昨日の残りのおじやを食べましょう。まずは鶏むねのささみっぽい部分を切り取り残った大きいほうを半分ほど薄切りに、残りはねぎと生姜を入れた水でゆでておきます。

ゆであがるのを待つ間に薄切りの方には酒と塩・片栗粉を揉み込みゆで汁でかたくならない程度に火を通し、そのかたわらで温泉卵もつくっておきます。あとはチルドのおうどんをゆでているあいだにたれ作り、鶏のゆで汁と少し残っていた冷やし中華のたれ、これだけだと甘すぎるので醤油をひと回ししたらおわりです。

おうどんはざかざか作ったわりにけっこうよい味になったのではないでしょうか。冷やし中華のたれを転用したせいでごま油を邪魔に感じなくもないですがまあ許容範囲、それより薄切りでゆでた鶏がうますぎる。鶏むねは一度ゆで鶏を安定して作れるようになればもう完全攻略も同然かと思っておりましたが、用途によっては薄切りの方がおいしいことさえありそうです。おじやももちろんおいしいはおいしい、しかしあまりに炭水化物偏重すぎるかもしれません。

食後はくたびれて文字通りすっからかんだったところへ一気に糖質を大量投入したためかいっきに疲労がふきだしてきて、少しベッドで横たわったらすぐに寝てしまいました。さいわい 20分ほどで目が覚めましたがだからといって頭痛が治ったりはしないのがむずかしいところです。大まんがまつりの準備をすすめられるかも♪などとヌルい妄想にふけっていたのですがとうぜんできるわけもない、今日はおとなしく寝ます。

以上です。どうもありがとうございました

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