こんにちは.今日の日記です.よろしくおねがいします

睡眠

ノンビリ裏ピク読んでたら3時近くなってしまって,まあもういいだろという感じで起きたのは10時半とかです.

スタスタ・ユニバーシティ

郵送だけではどうにもならん事務手続きみたいなのがたまりにたまってしまった(源泉徴収すら一回は学内アクセスがいる!!!!!!!!!!!!)ので,数ヶ月の沈黙をやぶりふたたびスタスタさせていただきました.あいかわらず久しぶりすぎて何号館がどことか完全に忘れてたし,ビールスの影響であらゆる箇所が施錠されてるせいでドアあるたびにかなりオタオタしてしまいました.だいたい向こう側からも人くるので開いた瞬間にスッ…と割り込むやつでなんとかしましたが,あんまりもたついてるせいで鍵の位置教えてもらったりしたのは相当みじめでしたね.シューロン印刷用の紙もどっさりもらったついでに寄った学食もだいぶかわっててびっくりしました.テーブルにはパーティション,使用済みかどうかを知らせる札も置いてあるし会話はもちろん厳禁で,おごそかにむしゃむしゃする音だけが響くなんだかよくわからない空間になってました.とくに変化がなかったはずの注文の仕方ふつうに忘れててまたもやオタオタしてしまったのはどうかと思います.あとなんか3月からはやばいくらい値上げするらしい.とにかく食うやついないんじゃしようがないが,カレーとか50円くらい値上がりするらしくて,まあそれでも標準的な物価から言えばかなり破格ではありますが,ちょいと前の漫画とかでありがちな「学生の救世主たる学食」みたいな表現がこういう形で陳腐になることあるんだな,と思いました.

くらし

お天気もよく学食でおなかもいっぱいなので帰り道はちょいとばかし遠回りしてスタスタしました.夏とかに現実から目を背けて狂そうになりながら歩き続けた道をかんぜんに凪いでる今の状態でなぞっていると,なんだかほんとうにわけわかんなくなってきて,この道もあとすこしでおわかれか,あれ引っ越さなくていいんだっけ?おれっていまなにしてるんだっけ?これからなんかしなきゃいけなかった気がするな.シューロン書かなきゃ,今日もなにもできなかった,もうしなくていいのか?みたいな感じで,やめたほうがいいかもしれません.今度夏にかよってたエモ医者までの道もスタスタしてみますね.

帰りにはひさしぶりにでかい風呂も行きました.いい感じの時間だろとおもって行ったら店の前にひとだかりができていて,何かと思ったら開店待ちの老人団でした.べつになにしようがみなさまの勝手ですけど,風呂屋開くの待つのはなにかちょっとちがくないか.さすがにそこに混ざる度胸はなかったのでさらにもう一周無意味にスタスタして,人がはけてから入りました.これが一番みじめなありかたという気もする.あいかわらず入った途端にじじい無限髭剃り編が開始しててちょうよかったです.

帰宅してからはひさびさの邪神ちゃんカレーRev.8を作る予定だったのですが,なにも考えずに買った安売りのエビみてたら急にエビカレーが食べたくなったのでそのようにしました.結論から言うとかなり正解でした.えびは,うまい!それはそれとして鶏肉ふつうに余っててどうしようもないですし,過去のボルゴウ読んでたらナン焼きたくなってきたので邪神ちゃんカレーは早いうちに作りたいと思います.

裏ピク

すみません.エニメ見て,漫画読んで,結局原作も全巻読んじまいました.はっきりいって,めちゃくちゃおもしろいぜ.ただのラップ音からドアバンバン叩く人,あるいはそこにあるだけで全員殺すMAP兵器のコトリバコやとにかくシンプルに強い猫の忍者(猫の忍者!?!!?!!?),声だけで人をたぶらかす凶悪JKを教祖とする武装カルトまで現れて,そしてその背後にはもはや完全に向こう側の人と化してみんなだんだんどうでもよくなってきてない?な閏間冴月の影,バリエーション豊かな怪異が毎話毎話息つくひまもなくドシドシ現れるし,その出てき方もいちいちしびれちまいます.空魚の視点で語られる物語が不穏な色を帯びてくる(≒読者が気付ける)ころにはすでに世界がぶっこわれてて,怪異となめらかに接続されてたことにやっと気づいたときにはもうおそい,みたいなやつは何度体験してもたまらない.毎回かなり新鮮な気持ちで気持ち悪さを味わえます.まあホラーや幻想文学の俎上に乗ればどうということもないんでしょうが,カワイイ女の子がキャイキャイしてるラノベ(?ハヤカワ文庫JAだしラノベですよね?この話はやめておいたほうがよさそうだな)でこういうことされるとかなり楽しくなってしまうし,たぶん作者のひとも同じ気持ちで書いてるんじゃないかと思います.アマプラのエニメに「エニメは最悪,稲川淳二とドーンオブザデッドの区別はつきますか?」みたいなレビューついてた時はなんだこいつ死ねやみたいな感じのこと思いましたけど,さすがにこうも鮮やかだとなるほどエニメと原作が別物であることは認めざるをえないかもしれません.少なくとも狂気との接続のなめらかさという点においては原作,というか文章という表現の方に一日の長があるような気がするな.組版いじりという強力な視覚効果を提供する手段を持つ一方,統一されたフォーマットの中で淡々と異常を進行させることで変化に対する発見を遅らせられる,というようなことができちまうのは原作ならではなのかもしれません.そうはいっても(新サクラエニメでも言ったような気がしますけど)エニメのように描かれなければないのと同じであるような表現手法と行間にゆたかな意味を持たせられる文章とでは可能な表現の枠が違うし,それはどちらか一方が劣っているとか力量が足りていないとかそういう問題でもないだろとは思いますが.

主人公こと紙越空魚の獲得した右目の能力も,エニメ見てた時には相棒の鳥子が持つ怪異を掴める左手に比べて見るだけなのたいへんそうだな〜とか思ってたらとんでもない,認識をずらすことで存在を隠匿するくらいお手の物,あるいは直接相手を見ることで狂わせて難を逃れたり,カラテカを狂カラテカにバフしたりと八面六臂の大活躍,ふつうに最強クラスだった.とりあえず認識できればなんとかなる勝負も多いので安心感がありますし,そのぶん通用しなかったときのどうすんだよこれ感もひとしおです.前思春期に見てたら真剣にカラコンくらい検討してたかもしれません.五感を狂気に侵されたキャラクターがドシドシ登場するとか濫用によって侵食がすすむとかの王道展開も期待してます.そういう作品じゃねえだろというのはそうだな.すみません

あと,これだけは言わせてください,あんまり本編関係ないんですけど,最初は自分の異常さにすら気づけてなかった主人公がワイキャイのなかで知らずして社会性を獲得してて,それを大切な相棒をふくめた周囲の人間から肯定的に明言されているというのがすごくよかったです.何言ってんの?おれもよくわかんないんですけど,こういう作品てえてして発狂最高社会最悪,蜜月だけがずっとずっと続いてほしい^o^みたいなところで終わるじゃないですか.もちろんフィクションとしてそれはいいと思うし,ふたりだけの閉じた廃墟で永遠に踊ってればそれでいいしそれいがいいらんだろ,それはたしかに美しい(たとえいいかげん手垢がついていたとしても……)とは思うものの,おれはさんざん言っているようにどうあっても社会側の人間で,馴染めているかはともかくそういうもののなかでしか生きられない.だからこういう価値観を見せつけられると,心の底からこれを歓迎することはできない,そういう気持ちもある.そこへきて裏ピクでは,ちゃんとたくさんの人とただしく交流して,だいぶ言う資格ねえだろみたいなキャラデザとはいえ小桜さんのスーパービジョンも受けながらちょっとずつおおよそ社会で正常とされる程度の常識を身につける,その過程がちゃんと評価されて,この部分でへんに逆張りされないのはすごくほっとするような感があります.もちろんそれは同時に主人公たちがもっていたどうしようもない欠落(と,それゆえの純粋さが引きつける抜身の狂気)が埋められていく過程にほかならなくて,このことはとりもなおさず狂気と欠落が駆動してきた物語を終わりに導いてしまう,ということを考えるとじゃっかんさみしい思いもなくはないですが.そもそも物語の流れ自体がどんどん社会の箍をひとつひとつ外す過程であったし(小桜の「アンカーにはなれなかった」というような発言が端的な例だと思います),行き着く先はやっぱり社会より鳥子,という感じでこの読み自体が筋違いなのかもしれないですが,行き着く先にも他者の存在が許容されているといいなあ.おれはやっぱり,世界にはみんながいてくれたほうが素朴にうれしいぜ.

まあ1巻に1回くらいのペースで起きる LOVE のすれ違い,みたいなのに代表される空魚と鳥子のカンケーセー?とかいうのはダルいなというかんじであんまり興味持てないんですけど,これはおれ側の問題ですね.いいかげんおれもキョダイカンジョー?とかいうやつおもしろがれるようになったほうがよさそうだな(シンフォギアもこれでかなりいやになっちゃったところあるし).

あと挿絵が地味にすごくいいです.まああんまりカワイイ美少女美少女という感じで描く気ないんじゃないか(表紙はそんな感じですけど)という絵柄ではありますが,これが逆に児童文学の意味不明なガリ版挿絵みたいでめちゃくちゃいい.とくに2巻の装甲車がぜんぶを破壊して駆け抜けるカットはその色がつよくてかなりいいと思います.

最後にラノベあるあるいっこだけいいですか,ありがとうございます.「すがめがち」すみませんでした.以上です