午前中の悪天候が嘘のように午後から晴れわたったものの,睡眠不足でぐったりしてしまったおやすみ 8 日目でした.

昨晩はいつもどおり 1 時前くらいにおふとんにはいってわりとすぐ寝つき,8 時すぎの朝食にはかなりがんばっておきました.むろんたのまれたわけでもなしゆっくりおきてひとりもそもそごはんたべればよいのですが,しかしせっかく貴重な家族のみんなともちもちできる機会だと思うと這ってでも起きなくてはという使命感に駆られてしまいます.

無理して起きてはみたもののつかれがひどく,雨もはげしくうちつけていたのでおさんぽをあきらめ寝ござをひいてひたすらまんがや本を読んでいたら終わりました.ライブラリによどんでいる買うだけ買ってまったく手をつけていなかった作品の数々を読み進めつつ半笑いでおねえちゃんにおすすめされた「准教授・高槻彰良の推察」シリーズを読んでいます.ざっくりいうと幼い頃の奇妙な体験によって他人の嘘がわかるようになってしまった大学生の主人公が超記憶能力を持ち三つ揃いスーツを着こなす怪奇現象に目がないイケメン(ときおり瞳が昏い夜空のような色をやどす)という属性過積載の准教授とともに持ち込まれるさまざまな怪異を解明してゆく……というキャラクター小説で,なんというか裏世界ピクニック Side.M というのが第一印象ですね.文化人類学と民俗学というアプローチの違いや謎解きがメインか未知なる体験そのものが主軸であるかという違いはあるものの,望まぬ形で異能を手にしてしまったバディが互いにその欠損をおぎなうという(ちょっとアヤシイ?)カンケーにフォーカスしつつ奇妙な現象を解明していくというのはいやがおうにも空魚と鳥子の大冒険を想起させます.恥ずかしながら寡聞にして知らないのですが,現象と解釈を区別しようとするのはこの領域において基本中の基本なのでしょうか.いいかげん一冊くらいちゃんとした入門書を読んだ方がよさそうです.超個人的な好みで言えば怪異という存在に対し現実的な理由と人間的な感情によっていちおうの合理付けをみる今作より存在そのものは織り込んだ上でではその理解し得ないがなんらかのルールに従って動く現象をどのように解体し人知のおよぶ範囲に咀嚼していくかに焦点をあてている裏世界ピクニックの手腕の方が好みではありした.これは所属するジャンルが(いちおうは!)ミステリであるか SF であるかという違いに起因するものかもしれませんし,たんに萌え萌え美少女が出てきてくれるからかもしれません.読み口がかなりライト(どうでもいいことですが公式サイトのディレクトリがcharacter-novelsなの潔くていいですね)なわりに妙にページ数が多くボリュームはしっかりあるのもおもしろいですね.ついつい時間を取られてしまってせっかくおすすめしてもらったもうちょっとかっちりめの文芸作品にまで手が回らないのがかなしいです.

あとはとくになにもありません.晩はおなじみのモロヘイヤスープととうもろこしごはんを作りました.スープがわりの茹で鶏は火通りが完璧でちょっと興奮してしまったのと,とうもろこしは粒が大きくしっかりあまくて,ごはんのたき加減もかなりうまくできました.やはりおりょうりを食べてもらえるのはうれしいものです

以上です.明日も意味なく早いのでがんばって寝てみますね.どうもありがとうございました