あいかわらず蒸し暑い天気の中くるしいくるしいくつうをなんとかしのぎきったおかげで大丈夫を通り越しシュワワ〜となってしまった一日でした.
昨晩は日付がかわるくらいに寝て 8 時すぎにおきました.講座が 9 時からと記憶していたのでがんばって起きて身支度していたのですが,いざ端末に向かったらふつうに 9 時半からでなんなんだよと思いました.おかげで一日うっすらとねむかったです.
ほんとうにほんとうにユウウツでしかたなかった駆け出し向け交流術の講座にしぶしぶ参加しました.全編にわたってエクセサイズ(ボルゴウみたいなこと?)と称してロールプレイやらされたのでほんとうにしんどかったです.それなりに実のある内容でちょうどおれに必要なわざが満載だったのがよけいに腹立ちました.こういうイベントあるとなんでおれはこんなに交流がヘタなのかちょっと考えてしまいますね.いうまでもなく人生のさまざまな場面でほんらいすべき交流を先延ばししつづけてきたからなのでしょうが.カメラにむかってコンニチハしてる間にだんだん脳がギュッとしてきて何言ってるかわからない感じのままなんとか乗り切りました.いまさらですがこの状態はいまこの瞬間のくつうをしのぐのには有用ですがその間の記憶がほとんどもたないので講座で発揮してもしょうがないですね.ようやく終わったと思ったら最後の課題はギルド長との面談もこなさなくてはならないらしく,なんでこういうことばかりするんだ.あまりにイヤすぎてメール送るのあしたに先延ばししてしまいました.こういうのの積み重ねがいまのおれをつくっていると頭では理解しつつも…….脳がギュワーーーとしてその場をしのぐことだけを考えているときのおれが目を見開いて口角をつりあげながらも瞳はくらくよどんでいるところをみなさんにもお見せしたいです.ギュッからのシュワワ〜で脳が完全にとろけて手の震えがとまらなくなってしまったのであとはなにもせず撤退しました.
こんな調子でほかになにかできるはずもなく,撤退のあとは少しねむったくらいです.晩は昨日とまったくおなじ献立でした.とうがんのすりながしがよく冷えていて,しかしよく冷えていてしょっぱいものがややニガテだったのを食べながら思い出しました.冷製スープとかもそうですけど,温度とか食感が味覚から予想されるそれと矛盾しているとなんでかびっくりしてしまいます.風都探偵三話も見ました.裏風都でのバイクアクションよかったですね.トライチェイサーで階段登ってるシーンみたいなむ,無理すんなよ!みたいな感じがないのでとにかく安心してみていられる.キビシイ規制やビールス,そもそもバイク玩具売れないとかでテレビシリーズの方ではバイクに乗らなくなって久しいですし,4km 四方のモデルつくったらしいセイバーでは脱実車(写)の路線を目指していたとは思いますが,エニメ的演出技法という観点ではさすがにエニメスタジオに一日の長があるように見えました.ただやっぱりハードボイルダーのクソ重そうな車体が無理やり空を飛んでるときのマッシブさみたいなのはなかったですね.実車どころかバイク触ったことないのでほんとにそんな重いのかよくわかりませんが.
講座くるしすぎて咳が止まらなくなってしまったので,なれる!SE でお馴染みの夏海公司センセーの新作「はじまりの町がはじまらない」読みました.サービス終了が決定した MMORPG の世界でキャラクターたちが自我を持ってしまったものだからさあ大変,<はじまりの町>の冴えない町長オトマルとキレキレ有能辛辣秘書官パブリナが世界の滅亡を回避すべく打ち出した振興策の数々は次第に現実世界をもゆるがすとんでもない事態を引き起こし……?というようなお話で,やはり仮想世界のいち NPC に過ぎない彼らがどのように世界の構造を把握し「冒険者」── 現実のプレイヤーにはたらきかけるかというのが見どころですね.かりにも魔道士としての立場から読むとギミックそのものはかなりうーんというか,まあその箱に投げ込んじゃえばなんでもありになるよねという感じで精密とはいえないものの,とにかくこのひとはページ位置 90%からの大どんでんの表現がすごすぎるのでそんなことはどうでもいいです.恥ずかしながらこの作者のひとの作品はなれる!SE しか読んだことがないですが,それでも同作品でしばしば見られた序盤に残るわずかな違和感をすべて拾い上げまさしくパズルのようにピッタリはまる解答でもって理由をつけてめでたしめでたしのハッピーエンドをもたらす剛腕が健在でやられたねと思いました.異世界ものの作品でネタにされがちな異世界における故事成語にまで理由づけがなされていたのはちょっとこわくさえあります.ほんとうにこまかいこととして世界規模でのネットワーク遮断さえ必要になるほどやばい状況でノンキにオンラインゲームの運営続けられるのだろうかというのはちょっとだけ疑問ではありますが,まあかなしいかんじで終わってしまうよりはよほどよいです.
あいかわらず棒タイにキュロット吊り目で辛辣,意中の相手には素直になれず、ついつい棘のある物言いになってしまうヒロインのパブリナちゃんもすばらしいですね.このキャラクターだけゼロ年代から蘇ったのかとみまごうほどの萌え萌えだったのでかなりウケてしまいました.ただ終盤の展開を鑑みるににこの古式ゆかしいキャラクター造形も意図的なものではないか?という可能性があって,もしそうだとしたらやっぱりすごいなと思います.単に作者のひとが素直になれず辛辣にふるまってしまう超有能な女の子のことを好きすぎるだけなのかもしれませんが.
ただ一冊の中で問題解決のスケールが町 → 国 → 世界と爆速でステップアップしていくおかげでやや詰め込みすぎな感はいなめません.それぞれ一巻分くらいにふくらませられそうですしふつうにラノベのシリーズとして読みたいぜと思いましたが,それだと世界滅亡(=サービス終了)までのタイムリミット感が薄れてしまうからだめでしょうか.限られた紙面で問題を解決しつつも世界のギミックを解き明かし最大の問題であるサービス終了を回避する必要があるため,(いちおう理由づけがされているとはいえ)パブリナちゃんがもはや有能の言葉では片付けられないほどのペースで一切迷うことなく核心に迫っていくのはちょっとおもしろかったです.あと余計なお世話ですけど主人公たちが振興の一環としてしれっと人売り商売始めてて,作者のひとの中で SE って強烈な体験だったんだろうなとちょっと思いました.なんにせよおたくなのでこういうテクニカル萌え萌えな作品を読むとその後の世界でわちゃわちゃやるだけのスピンオフとかが読みたくなってしまいますね.エニメ化されたもうひとつの代表作のガーリー・エアフォースも読んでおきたいですが,全 12 巻というのがなかなか重たく全身を萌え萌えにする覚悟がないと読みきれなさそうです.
以上です.どうもありがとうございました