ときおり吹き付ける風は冷たいものの陽光はおだやかにあたたかく,ゆったりとすごすことができたよいおやすみでした.
昨晩は少しだけ早めにお布団へはいったおかげで入眠にやや苦戦しつつもちゃんと 1 時前くらいには寝付くことができて,しばしばの早朝覚醒をはさみつつちゃんと 8 時半に起きることができました.ひさしぶりだったのでちゃんとテレビつくか心配でしたがアヤシイ挙動ながらなんとかついてくれました,しかし寿命は近そうです
そうこうするうちに迎えたドンブラザーズ最終回,フツーにすごくよかったですね.井上大センセーの地力というか脚本力というのをまざまざと見せつけられたような一年でした.さんざん言われているようにマザーやゼンカイザーブラックの話はまったくの投げっぱなしだしみほちゃん/夏美のいかにも井上流悪女という感じのふるまい,そして指名手配犯が二人して授賞式にしれっと登壇していいのかよ,ていうかいくらなんでもジロウの扱いむごすぎるだろ!!!!みたいなツッコミどころは無限にありますが,一話の再演を通じて思い出を振り返りつつドンブラザーズをつないでいるのはもはや王家の使命や個々人の使命感ではなく関係にこそあり,同時にそれが一年にわたってつむいできた物語そのものでもある(「縁ができたな!」)ということをさわやかに言い切られてしまうともう細かな矛盾なんてほんとうにたいした問題ではない.なにがすごいって個々の要素をとりあげていくとまったく脈絡や秩序がないしなにもかもハチャメチャなのに孤独を運命づけられた超人タロウがはじめてみつけた居場所こそがドンブラザーズ,というしごく単純な一本筋自体はピッと通してしまう剛腕にほかならない.おなじ再演であってもおでん屋での一幕と最後の再会ではまったく意味が反転しているのがいいですね.ここまできたら ED も流してほしかったです,ドンブラザーズが曲がりなりにも番組として成立していた背景にはあのオシャレなイントロによるところも大きいと思います.
という感じでもちろんほんとうにおもしろくすばらしい作品であったことは大前提としつつ,受け手の態度としてこういう一度限りの飛び道具みたいな作品ばかり持て囃すのもそれはそれでどうでしょうねとちょっと感じます.もちろん物語を畳まなくてはならないとか伏線は拾わなくてはならないというルールなんてないですしおもしろければなんでもいいだろというのはまったくその通りですが,であれば気に入らない作品をどうこう言うときにここに矛盾がとかなんとか言う必要はまったくない.というかはっきり言うべきですね,わたくしはセイバーがボロクソに言われていたことをまだ根に持っております!!!ドンブラザーズに一貫性を見出すならセイバーにも当然それがあったし,ドンブラザーズではおざなりぎみだった販促や予算スケジュール,ニチアサならではの表現の不自由さといった枠組みに対する誠実さもあったように思います.じゃあセイバーの序盤とかもう一回見返したいかと言われるとうーんとなるところがそのまま評価の差だろというのは,まあ…….おもしろいとはいったいなんなのか考えはじめるとあたまおかしくなりそうだし,こういう問題に日々取り組んでいる脚本家のひととかはほんとうにすごいですね.
またこれも個人的な好みですが紆余曲折あった雉野がなんもかんもなくしてもなおヒーローとして(たまに怪人化してますけど)戦ってきた事実だけは消えない・この先も自分のために戦ってよいという結論に落ち着いたのがすごく好きだったので,結局みほちゃんが戻ってきてしまったのはちょっと残念でした.犬塚は今後どういう気持ちでみほちゃんモードの夏美と接すればいいんだ.パラノイアモードの雉野に冤罪で牢屋ぶち込まれてもなおそのこと責めたりしていないのでまあなんとかなるのかもしれませんが.
あとやっぱりジロウはよくなかった!!!あんなにキャラもビジュアルも設定もよくてどうとでもころがせそうなのに描きたいものとマッチしなかったからと放棄してしまったのはほんとうによくないと思います.ファイズの三原とか,今っぽい(といってもだいぶ手垢ついてますが)なよっとした弱みを持つぐずぐずしたキャラクターをがんばって出してはみるものの,結局不器用で傲慢な振る舞いをするけれども内面はすごく繊細という一種オールドスタイルな男性が好きすぎてそっちに転がってしまうのはまあもうしょうがないんでしょうね.
キングオージャーも予告見てたらたのしみになってきました.ロングコートの襟で口元を隠し法や秩序を重んじる女性剣士というあまりに 2D すぎるキャラクターがどうなっていくのかが気になります.あと 10 体ものちっちゃい虫がぎゅっとしてロボになるやつ,なんかちょうど昆虫のイヤなところを感じます
なにげにギーツ総集編もまあまあよかったです.総集編をうたいながら物語の核心に関する大事めの話しまくるのは装甲娘戦機 10 話と同じですね.サポーターにもスーツあるのか贅沢だなと思ったらフツーに CG デカブツだったのが残念といえば残念です.ケケラ役のひとどっかで見たなと思ったらアマゾンズの志藤さんだったんですね.
早起き?の影響か微妙にぐったりモードで終わりそうな気配があったので大さんぽにもいきました.今日の目的地は旧古河庭園行ったからには行かないといけないことでおなじみ六義園です.江戸の時代にお庭好きの川越藩主柳澤吉保が作らせた大名庭園で,あいかわらず一度は荒廃するも明治 11 年に三菱創業者・岩崎彌太郎の別邸となって華麗に蘇り,その後東京都(市)に寄贈されて今の姿になった……というのをいま来歴読みながらそのまま書き写しています.ちなみに六義というのは漢詩の分類法に由来していて,むかしは「むくさのその」と呼んでいたがいまは漢音読みで「りくぎえん」とよむようになったらしい.
中は言わずもがなほんとうにでかいお庭で萌え萌えです.せっかくなので写真もお見せしますね:
まだまだ寒さきびしく植え込みもだいぶさみしい感じではありましたが椿はちょこちょこ咲いていました.このワープ航法みたいな模様ってどの品種なんだろうと思って調べてみましたがさっぱりわからない.このページを見る限りにているのは古金襴という品種でしょうか.バラとかアジサイもそうですが古くから愛でられているお花って品種ありすぎてややウケてしまいます,プロはどうやってその起源を同定しているのでしょうか.
男根のメタファー!?と思ったがそんなわけがない.なんとなく近くの松に対する雪吊りと同じく冬支度であることは想像がつきますが正式な名前がわからないので調べてみたらやはり雪除け(藁巻き・藁囲い……名称に揺れがあります)というらしい.ほとんど降雪のない都内では形骸化しておりなんと中身が入っていないこともある!とのことです.ていうかこのページ雪囲いについて実用と装飾の両面性に着目しているのがカッコいいし,網羅的によくまとまっていて非常に読み応えがありますね.たしかに毎冬毎冬やっていればうんざりして実用本位になるのも当然で,それが風物詩となるのは観光地ならではの特徴かもしれません.
せっかくなので現地でしか見られない激レア画像もあげておきます.
だるすぎる新聞記事です.ずっと勘でこういうこと言ってるおじいさんいますよね
野外に設置された電灯に集って死んでいる虫です
どうやらちょうど松の手入れの時期だったらしく,今日も庭師さんが剪定作業にいそしんでいました.なんらかの低木の枯れ葉を素手でめちゃめちゃもいでいたのがすごかったですし,これだけ広いと勝手にそれっぽい格好をして勘で草木をむしりまくる闇庭師が現れたりしないのかとありもしない妄想をしてしまいます.歩いているうちに寒風吹きらしの売店兼喫茶スペースみたいなところにたどり着いたので休憩がてらきつねうどんを頼んでみました.お盆には七味の瓶が添えられていて,店員さん曰く「中は一味なので気を付けてください」だそうです.一味も七味もほとんど値段変わらないはずですしなんでそんなことになっているのか気になります.さむかったからか妙においしく汁までぜんぶ飲んでしまいました.お花咲きまくる頃にまた行きたいですが,真冬でもそこそこひといたしシーズンとなればやはりそれはそれは混むのでしょうな
公園をめぐってもなおおさんぽ欲が満たされなかったので,帰り道には青果や輸入食品も売られていてなんだかよくわからないがどことなくスカした雰囲気漂うパンやさん?に行きました.本店は神保町にあり,この場所は 12 月にオープンしたばかりらしい(ヒマなひとはどのおみせか特定してみましょう).ブラッドオレンジが売っているところを初めて見かけて買ってみたかったのですが一個 250 円もするので挫折して,サルシッチャサンドとチョコレートドーナツを食べました.サルシッチャというのはイタリアの腸詰で,燻製されるソーセージと異なり必ずしも加熱していないことが特徴らしい.ちなみに現地ではしばしば生食されるそうで,どうして大丈夫なのかがすごく気になります.豚の生食を忌避するのが日本特有なのか,あるいはかかるとしてもたいてい E 型肝炎だし治るからまあいいだろみたいな感じで大丈夫ではなかったりするのでしょうか.むろんこのお店はちゃんと加熱されておりました……というか腸詰でさえないハンバーグみたいな肉の塊と紫キャベツがこぼれんばかりにサンドされていて,なんとなくなにかの呼び声が聞こえてきそうです.イートインコーナーのスピーカー音量がどうかしていて BGM で会話も聞き取れないくらいだったのはややウケました.
というかんじでじゅうぶん何かやった感が出たので帰ってからは少しだけおひるねして,あとはなにもありません.晩はお米を切らしているのを忘れていたのでイタリアンのレシピを眺めながらツナのトマトソースパスタを作りました.チーズより先に小指をグレートしてしまったうえパスタの塩気を忘れていたせいでちょっとしょっぱくなってしまったのがかなりダメでした.
長くなっておりますので手短にめあてのふりかえりもします:
- のりきる:のりきりました.くつうが主となるようなくらしを二度と,本当にもう二度としたくない!!……がそうも言ってられないのだとしたらどうしたらよいのでしょうな〜
ほんとうはそろそろおたく活動も再開したいのですがどうにもくたびれてしまったので,とりあえず今週は:
- おうちなおす:まず喫緊の課題としてバリボリのフローリングとぐらぐらのシンクをなんとかします.修繕用の材料も注文します
以上です.どうもありがとうございました