すっかり春本番という過ごしやすいあたたかさの中くらしにはげんだおやすみでした。

昨晩はくつうから解放された反動ですっかり遅くなってしまい、ゆったり湯船に浸かったあとのねむけもモタモタボルゴウを書いているうちにすっかり消えてしまいました。しかたがないので追加の魔法薬を飲み、入念にストレッチをしたり少しだけ魔術に関する本を読んだりして時間を潰し寝ついたのは 3 時です。9 時半のアラームで一度はめざめたものの起きることはできず、宅配便のチャイムで 10 時半ごろになんとか布団を這い出しました。

起きてからはまずおせんたくをこなし、待ち時間にホットドッグを作って食べます。最近放置ぎみだったお庭にふと目をやったら暖かくなったからか鉢植えたちがいっせいに芽吹いており、ときどき枯れたってまた芽吹いて なのですね!(;o;)と思いめちゃめちゃ感動したので写真お見せします:

桔梗です、説明には冬の間地上部がすっかり枯れてしまうがいずれまた芽がでると書いてあり、まったくそのとおりでありました

リンドウです。枯れた部分とのコントラストがまぶしいです

そして山椒、ちまちました新芽がほんとうにカワイイ!このサイズでも育ちきった葉とだいたい相似な形状なのがすごいですね

全体的にあんまり手入れしていないのに春になるとちゃんと芽吹いてくれてありがとうねと思いながら枯れた葉をとりのぞき伸びすぎたものについては少しだけ剪定しました。今年はプランターを置くための台を作ってお庭をもっとカワイくしたいです。

食後はいつもどおり台所まわりのおそうじからはじめます。やっぱりシンク下がびしょびしょになっていてゲンナリしてしまいましたがぜんぶ拭きあげ、換気扇のフィルタもちゃんと洗いました。台所のおそうじが終わったらお部屋のほこりをはらって掃除機をかけ床や窓を拭き、

始動が遅かったためおそうじを終えるころにはもう夕方と言えなくもない時間で少し落ち込みますが、めげずにあまりにあたたかいのでうれしくなってなにも羽織らずにおさんぽへ繰り出しました。ずっと分厚いダウンが手放せなかったこともあり上着を着ずに外へ出るとなんとなくいけないことをしているような気持ちになりますね。歩いているうちに小腹がすいてきたのでコンビニに寄って、迷いに迷ったあげく食べたくもないポッキーを買ってしまったので公園のベンチでたべました。ちょっと小腹が空いたときにコンビニで何を買うか毎回すごく悩みますし正解できたこともない気がします。歩いている途中にみかけた鍼灸院に「軸射熱」と書いてある看板が出ていて、ごていねいに「じくしゃねつ」というルビまで振ってあったので軸射熱!?と思いながらおかいものをして帰りました。

おうちに帰りエクレアを食べているあいだも「じくしゃねつ」のことで頭がいっぱいだったのでしらべ学習してみます。まずいうまでもないことですが文脈からして「ふくしゃねつ」のことを指していることはあきらかなので放射熱の意味で「じくしゃねつ」ということばが使われていないかしらべてみると、使用例はいくらかみつかるもののどれも印刷物をスキャンした際に「輻」の字があやまって「軸」として読みられているものばかりで、そのものずばりな例は見つけられません。分野が分野なので門外不出の秘術に由来する独自の単語である可能性は捨てきれませんが、まあ普通には「ふくしゃねつ」の誤記であると考えるのが妥当でしょう。

ところでねんのため「軸射熱 鍼」などでしらべてみるとトップに鍼灸用品の通販サイトがヒットします。どうやら温熱治療に用いるでかい電熱カーペットの商品ページらしく、説明欄には以下のような記載がありました:

発熱面は均一な温度分布により軸射熱の波長が長く、体に適切な心地よい暖かさが得られます。

鍼灸や温熱治療の文脈で「じくしゃねつ」を用いる例がある可能性がでてきました。どうでもいいことですが均一な温度分布によって波長が変わるというのもいまいちピンとこないですね。ではこの製品を製造しているメーカーが「じくしゃねつ」表記を採用しているのかとメーカーの製品情報をみてみると以下のような説明がなされています:

発熱面は均一な温度分布のうえ輻射熱の波長が長く、体に適切な快よい暖かさが得られます。

メーカーのサイトでは「ふくしゃねつ」表記になっていることはもちろん、温度分布と波長のあいだに関係がないような表現であることがわかります。この違いがどこで発生したのか気になったので製品の型番でしらべてみたら別の通販サイトでは次のような表現でした:

発熱面は均一な温度分布により輻射熱の波長が長く、体に適切な心地よい暖かさが得られます。

「均一な温度分布により」「心地よい暖かさ」とメーカーの説明とことなる表記がみとめられるいっぽう「ふくしゃねつ」の表記を採用しています。この会社が出している物理カタログのものとおぼしき PDFをみてみると:

発熱面は均一な温度分布のうえ輻射熱の波長が長く体に適切な心地よい暖かさが得られます。

となっており「均一な温度分布のうえ」「ふくしゃねつ」「心地よい暖かさ」とよりメーカーの説明欄に類似しているものの微妙なちがいがみとめられます。もちろん各ページの作成日時をしるすべがないのでまったくの想像ですが、メーカー説明欄 → 物理カタログ → 通販サイト(「ふくしゃねつ」表記)→ 通販サイト(「じくしゃねつ」表記)という形で少しずつ内容が変化していったのかもしれません。

という感じで半分以上関係ない話でしたが、とにかく少なくとも電脳世界からかんたんにしらべられる範囲では「じくしゃねつ」の用例はあまり一般的でなく、おそらく鍼灸院の看板も誤記がふくまれる資料をもとに書かれたものなのかなと想像します。とはいえそもそも「輻」の字がスポークを指しているらしいので物理的な距離としてはそのもとである軸からそれほどはなれていないのが微妙なところですし、もし文献などで「じくしゃねつ」の用例があればぜひおしえてください。なんにせよ「輻」の字を一生分見た気がしますし、だんだんどっちがどっちだかわからなくなってきました。

どうでもいいしらべ学習おそうじがてらおふろに入り、晩はおさんぽ中にみかけた菜花の親子丼というのを作って食べました。味はもちろんみためにも卵の黄色に緑色がよく映えて非常にカワイイのですが、菜花を切らずに入れたためズルズルで食べにくかったのがざんねんです。

以上です。どうもありがとうございました