ぽかぽかなうえ風も強い春本番といったおてんきながら睡眠不足でややぐったりぎみのおやすみでした。
昨晩は遅くにひとがくる予定になっていたので先にボルゴウを書いてからもそもそごはんを食べていたらもうすぐ着くという連絡が入り、おおあわてで食べ終えて部屋をこづめたのでくたびれました。22 時半ころにチャイムが鳴って、それからすぐにいつでもねむれる態勢がととのったものの積もる話をしながらエニメをみていたらあっというまに 2 時です。ぼっち・ざ・ろっくや葬送のフリーレンといった手間もおかねもかかっているであろう覇権エニメを中心に見たらなんかもうぜんぶすごくて、いまエニメってここまできているんだなと感動いたしました。会話中心のシーンでも画面でたのしめる凝ったアングルや動きが破綻なくまたふんだんに使われていて、しかもそれが心情の表現にまでなっているのだから腹が立ってさえきます。このままだと入眠にさしさわりそうだったので魔法薬を飲み寝ついたのは 2 時半で、さらにひとの予定にあわせて 8 時前には起きたのでかなりぐわぐわする感じです。
起きたらひさしぶりにあさごはんをつくります。材料もなくこんだても思いつかなかったのでいつものホットドッグにオムレツを添えただけですが、それでもやっぱりちゃんと朝食をつくるとなんとなくなにかやったような気になれるのがよいですね。だいじに使っていた卵料理用のフライパンがしっかり焦げ付くようになってしまったのはすこしショックです。
食後でかけていくひとを見送ったらそのいきおいで洗濯機を回し、待ち時間におさんぽへくりだしました。ぽかぽかおてんきの日曜日にどれほど混んでいるものかと物見遊山感覚で旧居近くの商店街に行ったら早すぎてまだどこも開店しておらず混雑を見られなかったのがざんねんです。きた道をもどるのもつまらないのでそのま電車に乗り込んだらこちらはやたらと混んでおり、ホームに並ぶのでさえ一苦労でなんなんだと思いました。
駅からの帰り道には生豆を焙煎したことを報告できるかと期待して近所のコーヒーやさんへ行ったら案の定好感度がリセットされていてなにも起きなかったのがかなしいです。じぶんから声をかければよいのだろうがこれでほんとうに覚えられていないとただとつぜん焙煎を報告する怪人になってしまうのでだまっておきました。あと先客の親子づれが焙煎機をしげしげ眺めて「これは高いよ」などと話していたのでそういえばいくらくらいするのだろうとしらべてみたらホントに 100 万オーダでかかるんですね。まったくよけいなお世話ですが設備投資をペイできるくらいにはおみせがつづくとよいですねと思いながらコーヒーを受け取り、近所の公園で飲んで帰りました。
帰ってからはなにもなく、緑茶を飲みエニメをみながらオタク・ドロウイングにはげんでいたらおわりです。1 話で号泣して以来なんとなくつづきを見ていなかった江戸前エルフ、1 話時点での想像をさらにうわまわるグッドなエニメイションでした。異世界から召喚されすっかりひきこもってしまったエルフことエルダが自身をまつる高耳神社で巫女の小糸とわちゃわちゃする話で、ときおり思い出したように新キャラが登場しつつも基本的に狭い部屋でわちゃわちゃやるだけなのがほんとうにありがたい。とくに 9 話の雨が降る回でエルダが雨だからめちゃめちゃ家にいようということを言っていて、この精神をひさしく忘れていたことにかなりガーンときてしまいました。べつに雨の日に無理しておそとへでなくてもまんがを 1 巻から読み返したりしていいんだ!あと 10 話冒頭、まんがの新刊を買い漁るシーンの質感もよかったです。ずっと家でぐったりしているとまんがの刊行ペースを読む速度が上回って読むものがない状態になる瞬間がきますよね。10 話といえばなにげに関西組の関西弁がめちゃめちゃ自然なのもすごいポイントです。ヨルデの「これまいにちたべてる」とかほんとうにすごいのでぜひ聞いてみてください。またこれはいうまでもないことですが OP の小糸がどんどん大きくなるいっぽうで背をまるめ不安そうにあるくエルダはみじんも変わらないシーンほんとうにいいですよね、サビ終わりということもあってそれほど遠くない未来に訪れる関係の破綻をいやがおうにも想起させられて毎回ちょっと泣いてしまいます。
晩は食べたいものが思いつかなかったのでとりあえずスーパーで安くなっていたぶりの切り身を照り焼きにしたほか放置しすぎて蕾がすっかりひらいてしまっている菜花は油揚げと一緒におみそしるに、ついでにはじのほうがとけている大根の皮をきんぴらにして食べました。調理の途中でしばしば飽きそうになりましたが、どれもおもったとおりのあじわいになってよかったです。しかし魚の表面を強火で焼いたときの煙を全身に浴びたせいでくまなく魚臭くなってしまいました。
日曜日なのでさいごはめあてのふりかえりです。先週のめあては:
- 本いっさつよむ:いろいろ読みかけてはみたものの結局読みきれたのはねむれなさすぎて読破した渡辺優「私雨邸の殺人に関する各人の視点」だけでした。大富豪の所有するいかにもな洋館「私雨邸」で発生した殺人事件をたまたま居合わせたミステリオタクの大学生コンビやダウナー記者といった奇妙でちょっとあやしげな面々が勘で推理しまくるというような話で、いちおうクローズドサークルに属するミステリにはなるでしょうか。本をひらいてすぐに間取り図と登場人物一覧が出てきて、その瞬間これはおれの処理できる複雑さを超えていると思ってギブアップしそうになりましたがなんとかなりました。帯は「様々な視点で物語が進む探偵不在の新感覚ミステリー!」と書いてあり、しかしこれが新感覚なのかどうかはミステリにくわしくないのでわかりません。正直なところ複数の信頼できない語り手によって語られる断片的な情報から真相を推測する作品っていくらでもありそう……というか清涼院流水センセーの小説、ではなく大説「とくまつ。」ではないですか!見えない針がでてこないだけまだマシではあります。ミステリとしては正直うーんという感じですが、このひとが描く人間の一筋縄ではいかなさというか、あるあるに巻き取られないぞという意志……もっといえばだれもその中に(他者からは見えないだけで)宇宙をかかえており容易に人物像の類型をあてはめることはできないということをふまえた心理描写は健在でおもしろかったです。あとシニカルなわりに肩の力が抜けていて、こちらの予想を上手にすかしてくる感じの文章もほんとうに好みです。以前連載していたエッセイもめちゃくちゃおもしろかったのでぜひよんでみてください
今週はユウウツな検査があるのでとりあえず:
- 検査のりきる:またうんちにスコップをさし冷たい下剤を飲みまくらなくてはいけないのかと思うと非常に非常にユウウツですがこれが終われば春が来ると信じてなんとかのりきれればとおもいます
以上です。どうもありがとうございました