一日通して雲がたれこめしばしば雨もぱらつくいまいちな天気で、つういんをのぞけばなにもなく起伏にとぼしいおやすみでした。

昨晩はねむりへむけた手順を順調に終えられたのではやおきにそなえ日付が変わる前にはおふとんへ入りひたすら目を閉じて……はみてもぜんぜんねむけがこない!ここしばらくうまくいっていたので失念していましたが、そういえば早く寝ようと気構えるとねむれなくなるのでした。魔法薬を追加してみてもいっこうにねむくならないのであきらめて起き出してしばらく時間を潰し、結局ねつくことができたのは 3 時過ぎでした。ねむりが深くなるまえに起床の時間を迎えたのでなんとか起きられましたが、

起きてからはおおまかにみづくろいをして病院へ向かいます。予定より少しはやく家を出られたのであたらしくできたスーパーでお茶を買ったりしていたらまたもバスを逃してしまい、バス停で 15 分以上待つはめになってほんとうに意味がありませんでした。しかしおかげでちょうど開院直後の混雑は避けつつ番号札も二桁とよいタイミングで受付できたので最初からこの時間を目指すべきなのかもしれません。

がんばって早起きしたかいあってか採血や診察の待ち時間はほとんどなく、先日くるしんだ下部内視鏡の結果も良好だったのでひとあんしんです。あいかわらず大腸の奥の方にはちいさめのびらんがいくつかあるようですが増悪しているわけではなく、MRI の腹水ありという所見もだいじょうぶらしい。主治医のひとと一緒に何枚か断層写真を見せてもらいましたが、ついぞどこに腹水があるのかは見つけられませんでした。よくかんがえるとあたりまえですがこの結果は放射線診断医のひとが独立して診断するものなんですね。高度な分業によってひとのスキルがそれと意識させない形でワークフローの中に組み込まれている様子を見るといつも文明っていいねと思います。点滴もひたすら寝ているだけで終わり会計も特にもめず、午前中には病院をあとにすることができました。

せっかく貴重なおやすみカードを切ったとはいえてんきは悪くおたく活動もしたかったので、帰り道には駅近くにあった昔ながらというたたずまいの喫茶店へ寄るにとどめました。なにか軽食でもと思っていたのですがメニューにはドリンクのほかトーストしかなく、肝心のコーヒーもぜんぜんおいしくなくて立地と雰囲気だけでやりくりしてきたんだろうなという感じが非常によかったです。チェーンが参入してきたら一撃ではないかとも思いましたが、あまりに好立地すぎるとそもそもぜんぜん空きが出ないから逆に安全ということがあるのかもしれません。喫茶店を出たらちょうど雨が降りはじめたところだったので総武線で秋葉原まで出て、山手線に乗り換え、帰りにスーパーに寄ったら朝採れらしいたけのこが売っていたのでおもわずカゴにいれてしまいました。ほんとうはついでに薬局で調剤もすませてしまうつもりだったのですが、最寄りの薬局がちょうど昼休憩だったのであきらめました。

帰ってからはかるくいためた新玉ねぎとキャベツをソーセージとはさんだホットドッグを食べてからたけのこの下処理をします。前回しらべた内容からアク抜きの工程というのは

  • じゅうぶんに加熱して細胞壁を破壊する
  • とけだしたあくをたけのこに戻さない

という二点を押さえればよいはずで、米ぬかの意味が気になるので今回は米ぬかなしで煮てみます。737g の根本と先端をカットして 562g、おもったより大きく火通りが悪そうだったのでいくらか皮をむいてぐらぐら沸かした水 3L で 30 分、皮からは硝酸が出てやわらかくなるというのを信じてむいた皮も一緒に煮込みます。米ぬかを加えないと固形のアクは出てこないのでふきこぼれにくいのはいいかもしれません。ほんとうはここから水を変えてもう少し煮込む予定だったのですが、30 分煮た段階で竹串をさしてみたらもうじゅうぶんそうだったので煮汁を捨ててあたらしく熱湯を加えて 40 分ほど水にさらしておわりです。

いざ煮上がったものを食べてみると前回よりは少しかたいでしょうか、皮を加えた意味はあんまりなかったかもしれません。アクについても中心部はきにならないものの前回なら食べられた皮の柔らかい部分はしばらく噛んでいるとじんわりとえぐみが舌の上にひろがる感じでじゅうぶんに抜けきっているとはいいがたい、しかしまあ風味として納得できる範疇ではありましたし、もう少し煮込んでさえいれば米ぬかなしでもじゅうぶんよい仕上がりだった気もします。

といったところで前提として手順がいろいろ違っているしそもそもサイズも収穫のタイミングも違うので単純な比較はできませんが、米ぬかの効果があるとすれば同じ煮汁で煮込みつづける際にえぐみの成分を凝固させ固形として取り出せることにあるのかなと予想できる結果でした。とはいえわざわざ凝固させなくても本体への再流入さえふせげればよいのだから、戦略としては

  • あくを固形として取り出す:たんぱく質を加えて煮る
  • 流出したあくをたけのこに戻さない
    • 煮汁中のあくの濃度を下げる:大量の水で煮る
    • 再流入するまえに加熱しおえる:皮をむく・細かく切る

のいずれかあるいは複数を目的に応じて組み合わせればよいのではないかと考えています。とここまできたところでふと実験的おりょうりまんがでもたけのこを煮る回があったなと思い読み返してみたらまったく同じことが書いてあってシュンとしてしまいました。今後もドシドシ四角い車輪を再発明してまいります

あとはひたすらオタク・ドロウイングにはげんだだけで終わってしまい、晩は先日作ったピーマンの肉詰めを中心に、しかしそれだけだとさみしいので新じゃがいもを薄くスライスして重ねたものをしっかり焼いて添えました。

以上です。どうもありがとうございました