ついにせみの鳴き声が聞こえてきて夏本番という感じの強烈な日差しで、心の赴くままゆったりすごせたよい小連休ふつかめでした。
昨晩は比較的早い時間からのみはじめたかいあって日付がかわるまえにはねむりへむけた手順を終えることができたもののできた時間でゆったりボルゴウをかきつけていたらあっというまに時間がすぎてゆきおふとんへ入ったのが 1 時、寝付きはふつうで就寝は 2 時すぎです。われながらしんじられないことだが存在しない萌えキャラの描写について念入りに考えるというのがいまのところかなり確度の高い入眠方法になっていて、逆になんでいままで思いつかなかったんだというのがふしぎでしかたありません。効かなくなったらこわいのでいざというときにとっておきたいものですが、そうするとこんどはいざやってみたときにまったく効力がなくなったりしそうでそれはそれでこわいです。とはいえげんきドリンクが少し残っていたためかねむりは浅く明け方目が覚めてしまい、9 時には荷物のチャイムでおふとんを出なくてはいけなくなったのでそのまま起きました。
起きたら片袖がちぎれているしんじられない寝巻き姿で荷物をうけとったのちみづくろいをして、日差しがきつくなるまえにおさんぽへいくことにします。梅雨明け宣言がされてからというもの暑さはまた一段と強くなったようで、まだ 10 時にもなっていないというのに焼けつくような日差しがふりそそいでいてほんとうにすごいです。気温があんまり高くないのに日差しはめちゃくちゃ強いという状態だとあんまり汗が出ないわりにしっかり頭が熱されてけっこうくらくらしてしまいますね。休憩がてら少し歩いたところにある店内に喫食スペースがあるパンやさんへ行ってあさごはんをと思ったらあんまり食欲がないタイミングで食べたいおそうざいパンがなく、しかたがないのでそれほど食べたくないベーコンエピとフレンチトーストをとりました。最初からコーヒーだけたのんでほかはテイクアウトにしておけばよかったかもしれません。イートインスペースはまだ午前の早い時間だからかかなり空いていて、ほかには窓際で本を読む理想的な過ごし方をしているひとくらいだったのがよかったです。
ともかく買ったパンを口に押し込んだらあんまり遠出したくはないがどこかへいったという気分にだけなりたいという今日の気持ちにぴったりな目的地である六義園へいきます。そういえば真冬のなんもない時期にばかりかよっていて夏の盛りにみせる真の姿をみたことがありませんでした。こうも気候がよいと激混みかなと思っていたら意外とそうでもなく、入口では日傘がわりに和傘を無料で貸し出していたのでおもわず借りてしまいました。調子こいた大学生みたいな感じにならないか不安でしたがいまの小さな銀河はエニメで日本語を勉強して海外からやってきた旅行客だということでいくことにします。
園内は予想どおりあらゆる場所から草木が生い茂っていて、入口付近の古式ゆかしい庭園エリアはともかく奥の方のたんなる林パートはもはや手入れもおいついていないんだろうなというくらいの繁茂ぶりでした。あらゆる道にすくすく育った葉っぱがせりだしているので冬ごろきたときとはぜんぜん風景がちがって、もぐるたびに配置がかわるダンジョンみたいでいいですね。きつい日差しも生い茂った木々によって遮られてだいぶマシなので夏こそおさんぽするのによい場所かもしれません。草木の勉強も兼ねていくつか写真を貼っておきます:
緑と白で単調になりがちな夏の大地をいろどってくれるこの鮮やかな青はツユクサ科のツユクサ。朝しか咲かないこのお花はかわいいし食えるらしい
ガクアジサイの一種らしい、品種は不明です。こういう白い楚々とした花をつけているのをみると枯らしてしまったヤマアジサイを思い出してかなしくなります
ひょろひょろと高くてめだつのはヤブミョウガというらしい。果実の中に入っている種の構造が複雑らしいのでひとつくらいさわってみるのでした
茎が赤く色づいているのでアカメガシワ?空間の埋め方がやたらカッコよくてなんかパターン素材みたいですよね
ちっちゃい実がついているこの葉はたぶんニシキギ。やたら昆虫に大人気でカメムシやドウガネブイブイといったでかめの昆虫をいっしょにみつけることができました
特徴的な葉のわかれかたはカジノキでしょうか。天然の杉玉みたいな実はいつみてもキモすぎてゾゾゾ〜となりますが食えるらしい、どんな味がするのでしょうか
セイヨウキンシバイ?葉の生え方がちがうかもしれません。こういう葉がおいしげっているだけの植物って最新の検索機能でもぜんぜんうまく特定できなくて、ひとめ見ただけでだいたいあたりをつけられるひとはやっぱりすごいなと思います
たぶんヤマブキ……?よくみるとハダニに吸われたとおぼしきかすれがでていてあるあると思いました
松ぼっくり未満みたいな部品も落ちています。よくみると根本がローレット加工みたいでかっこいいですね
ほんとうにいろいろなドラマを感じさせる注意書きです、かつてまっすぐ歩き続けて落ちたやつがいたのでしょうか
なぜかはしのほうに一輪だけひっそりと咲いていたオニユリ、どうにもこの色の取り合わせがニガテでちょっとこわいです
ひとまわりしたところで休憩もかねて園内の茶屋でつめたいお抹茶をのみました。添えられていた練り切りはすいかの形をしていて、縞模様があるだけでなく中にはスイカ味の赤いあんがはいっているしごまのようなもので種まで表現されていて芸のこまかさにおどろかされましたし味は常温のスイカバーという感じだったのもよかったです。一服したらだいぶげんきが戻ってきたもののどうもでがけに携帯がちゃんと充電できていなかったようで、パシャパシャ写真を撮っていたらあっというまにバッテリーがなくなってしまったので退園しました。帰り道にちょうどげんきドリンクやさんの前をとおって、そういえば在庫をきらしていたなと思ったので瓶を買ったら袋をもらい忘れてしまいそのまま持ち歩くはめになったのでちょっと恥ずかしかったです。
六義園をあとにしてからもまだまだ歩き足りない気分なので最寄りの商店街まで戻り、昨日みつけたエスニック食材のおみせにも意を決して入ってみました。店内はこういうおみせにありがちないかにも内輪向けな雰囲気で、ドリアンと魚臭さがまざったような独特な匂いがたちこめているし足元には食材なのかゴミなのかもわからない葉や実が散乱しています。棚にはなにに使うのかどころかどんな味がするのかさえ想像もつかないような缶詰や乾物が所狭しと並んでいて、平均よりはエスニック料理に興味があって食材などもしらべるようにしているつもりですがまじでほんとうにぜんぜんまったくわからないのでやっぱり実際にくらしてみないとダメなんだろうなと思います。ひととおり眺めて段ボールに入ったドリアンを見つけることはできたものの値札がないので手にとってよいものなのかもわからず、決めあぐねて店内をなめるように見回していたらつい昨日ボルゴウに書きつけたばかりのジャックフルーツの缶詰がある!!トロピカル・引き寄せの法則ってあるんですね。ほかにめぼしいものもないしこのさいシロップ漬けでもよいからともかく一回食べてみようと思ってレジへ持っていったら開口一番「冷凍もありますよ」とのこと、どういう味か知りたいだけなのでより生に近い方がよいだろうと考え一も二もなく冷凍のものを買いました。どうしてなるべく生に近い方がのぞましいとわかったのかふしぎでしかたありません、やっぱり冷凍のほうが人気だったりするのでしょうか。
帰ってからはよく足を洗ってからガラベーヤを洗濯機に放り込んで、とどいた荷物もあけました。あまりにカワイイのでみなさんにも SHARE させていただきます:
ぜんぜん続かなかったことでおなじみレゴ スパイボティクスシリーズののシャドウストライク S70 とプリズム 3 種です。先日スパイボティクスについて思い出していたらカタログをながめるばかりで入手できずじまいだった当時の気持ちをどんどん思い出してきてしまい、電脳古市をのぞいてみたら箱や CD まで揃った完品がいがいと手頃だったのでおもわず注文してしまったものです。届いてはじめて組み立てマニュアルが CD-ROM にしか入っていないことを知り、なんとかならないかとパッケージとにらめっこしながら半分くらい組んでみたらやっぱり無理でした……がさすがに世界一のブロック玩具だけあってたいていのマニュアル類はアーカイブされているので調べたらちゃんと出てきました。組み立てはじめて気づきましたがパッケージの写真だと背中の赤外線モジュールがまるまるオミットされていたりとけっこう編集されているんですね、もしアーカイブがなければわざわざアキバで XP マシンを買い求めなくてはならないところでした。とはいえちゃんと動作確認しようと思ったら RS-232C とかいう実に年季の入ったインターフェースが必要になるし、せっかくなら一台くらい当時もののノート PC を買ってみるのもよいかもしれません。あと箱を開けた時点でパーツが飛び出てきた時点でなんとなくそんな気はしていましたがやっぱり微妙に部品が揃っていない、さいわい激レアなパーツではないので実家で探せばすぐ見つかるだろうしデジラとかでも注文できそうだし、いまはこの見た目全振りなじつにおもちゃらしいうつくしいフォルムをながめることに集中しようと思います。ほんとうにほんとうに買ってよかった〜、ひけが出まくっているメタリックパーツは脳のノスタルジィ野をツンツンしてくれるしクリア素材のボディから単純そうな構造の基盤がのぞくのも実に 0 年代という感じがしてめちゃめちゃかっこいい。ちょうどスナップトラックスも出ているようなので買ってしまうかかなり悩みます。
プリズムについては先日美術館で一個買ったらとたんに欲しくなってしまったので三角柱・立方体・四角錐のセットを買いました。奥のアクリルブロックにカラーテープを貼っただけのものとはちがってちゃんとガラス製で分光もしてくれるし、なによりずっしりとした重みとみがきあげられたつるつるの表面や触ると痛いほどとがった角をみていると文明っていいねと思えるので買ってよかったです。こうなると球体や正八面体といったほかの幾何学図形もほしくなってしまいますね、しかしこんなものがいくらあっても何の意味もないと言われればまったくそのとおりです。
そのほかすぐこわれることでおなじみ Switchbot のスマートプラグも買いました。入手容易性や価格、 API のべんりさからなんだかんだ Switchbot 製品を揃えてしまいましたがそれはそうとほんとうにほんとうにこわれやすい、こんなにこわれやすいものに AC100V 流してほんとうに大丈夫なのかねとはいつも思います。ふつうに使っているとだいたい 1 年くらいで壊れて、そのたびに差し替えて新規セットアップをしなくてはいけないのでこれではおうちをスマァトにしているんだか貴重な資源をいたずらに消費しているだけなのかわかりません。スマートリモコンのほうも数年で壊れますがプラグにくらべるとまだマシなので可能な限りそちらで操作した方がよさそうです。
スパイボティクスをくみたてているうちにおなかも空いてきたのでさっそくジャックフルーツを食べてみます。果実ひとつがけっこう大きくてピーマンくらいのサイズがある、さすがに世界最大の名は伊達ではありません。口にいれてみるとまずはねっとりと甘くはちみつみたいな香りがして、ドリアンほどではないにしろけっこう臭いと読んでいたのですが懸念していたほどのくせはなくこれならなんとか食べきれそうです。wikipedia にあった樹脂分というのもなんとなくわかって、食べた印象に一番近いのはコンビニとかで売ってるまるでマンゴーみたいな植物油脂を添加した果実系のアイスでしょうか。ただやっぱり口に含んで味わっているとだんだん奥の方から足の裏みたいな発酵臭も出てきて、これがお菓子ではなく果実であることを思い出させてくれるのが実にトロピカルフルーツというかんじです。ジャックフルーツにかぎらず柿とかでもそうですが、精錬された純粋な甘さやおいしさに慣れた舌には(品種改良のはてとはいえ)なんの手も加えていない果実そのものの味は複雑すぎてちょっとおもしろくなってしまいます。
ちょっとめずらしい食材がたべられてテンションが上がったので買ってきたげんきドリンクもぐいぐい飲んで、飲んでからそういえば隙間に紙を入れる必要があったことを思い出しました。夕方またいくのもめんどうだし、このまま服をきて近所の学校に行くことにします。顔が真っ赤だったような気もするがこの炎天でただ暑すぎて真っ赤になったひとだと思われたのかちゃんと隙間にいれさせてもらえたのでよかったです。こういうことにならんようちゃんとしめきりまえに入れておこうと思うばかりですぐ忘れてしまうのはなんとかしないといけないですね。
ともかくこれで今日やるべきことはすべて終えたので、おそめのお昼にはひそかにたのしみにしていたケッカソースのブルスケッタを食べることにします。ミニトマトをこまかくきざんでからすりおろしにんにくに塩・こしょう・赤ワインビネガー・少しのはちみつとよくまぜて、オリーブオイルをくわえて乳化させたらおにわのバジルをいくらかむしって加えたら完成です。単体で食べるとちょっとはちみつが多すぎたかなという味でしたが、ふしぎなことににんにくをこすりつけてがりがりに焼いたバゲットへのせて食べるとおどろくほどにおいしくなる。タコスなんかもそうですが単体でのおいしさとは別に食卓で完成させるエンタメ性によってもたらされるおいしさというのもあるなと思います。冷蔵庫にあった赤ワインを飲んだらぜんぜん合わなかったのはおもしろかったです。このおりょうりに合わせるなら白とかなんですかね、むりしてげんきドリンクをあわせなくても紅茶でじゅうぶんおいしいような気はします。
あとは萌え萌えなイラストレーションがたっぷりつまった画集をながめたりしているうちに過ぎていき、予定ではちょっと寝落ちすることでげんきをとりもどすはずだったのですがいっこうにねむけがこないのであきらめてオタク・ドロウイングしたりもしました。こういうときこそ魔法知能の力をかりてちょっとした魔術を組み上げる訓練をしたいものだと思ってはいるのですが思っているばかりでどうにも手が出ないのでやっぱりこの小さな銀河は魔道士にあんまり向いていないんだろうなと思います。最高潮に達したおやすみ気分をさらに盛り上げるためでかいおふろにもいきます。連休中日の夜なんてさぞや混んでいるだろうと思いきやほとんどひとがおらず、浴槽にじぶんひとりだけの時間もまあまああったのでかなり快適でした。これくらいの時間はもうおふろから上がって家族サービスとかなんでしょうか、人生について考えるとせっかくのたのしい気分がすっかりさめてしまいそうなので変わり湯の桃の葉湯の香りのことだけを考えました。
帰ってからはジャックフルーツをさらにもうふたつ食べて、晩は昨日少しあまらせたタコスの材料をそのまま使ってタコス・パーティー II でした。かんじんのタコミートの残量が心許なく序盤でなくなってしまったので後半はおやさいとライムだけで食べることになってしまいましたが、それでもそこそこおいしいのがタコスのすごいところです。ついでに買ってきたげんきドリンクをよく冷やして飲んだりしていたらあっというまに日付がかわってしまいました。
以上です。どうもありがとうございました