昨日に続き非常によく晴れてそれなりにあたたかいおやすみびよりのおてんきで、それはそうと疲労が出たのかややグッタリめな大連休ようかめでした。

昨晩は晩ごはんがはやかったこともあってわりあい順調にねむりへ向けた手順がすすみボルゴウを書き上げたのが0時過ぎ、せっかく余裕があるので魔法薬を飲んでから書きためていたぶんのボルゴウも書き進めていたらまじでぜんぜんねむれねー、夜半にしっかり寝落ちしてしまったのがよくなかったですね。

グィターをチャカチャカするわけにもいかないので暗闇のなか呆然としているだけで時間は過ぎていく、結局頓服的な魔法薬も追加して就寝は3時をまわってしまいました。布団が変わったためか朝はすぐ目が覚めてしまい9時すぎには起きましたが日中もしんどく、3時を回ってはいけないという戒めが身にしみるばかりです。

起きては顔を洗って朝ごはんを作りましょう。昨日作ったポトフをあたためマスタードを添えて、せっかくなので昨日みがいた鉄フライパンでオムレツも作りました。しっかり予熱して油をまわしたおかげか危惧していたほどには張り付かなかったいっぽう、温度が高過ぎて表面がボソボソになってしまったのがざんねんです。やはり鉄フライパンで卵を焼くのって縛りプレイ以外のなにものでもない、しかしそういう歯応えがほしくないかといえばうそにもなりましょう。あとはパンとソーセージを焼いたらすっかり豪華な食卓になりました。

しょっぱいものを食べたらつぎは甘いもののターン、だらだら持ってきたジャムをパンに塗って食べたりする時間もありました。以前あげたセロリのジャムというのが思いのほかかなりおいしかったので自分用にも買い直すかなやむほどでした。あと持ってきた豆でコーヒーを入れたら例のごとく分量間違えており盛大にこぼしたりもして、こういうとき全員が一瞬で雑巾を持って立ち上がるところにミスの血筋が脈打っていることを感じてありがたく思うべきか少し悩みますね。

食後にはあまりによいおてんきなのでコーヒー片手にベランダへ出て、いつのまにやら外の収納箱にまでおいやられてしまったコレクションの数々をながめてウットリする時間もありました。箱を開けたらまずカノイコレクションが出てきてその造形美にウットリ……といいたいところだが覚えていないものがたくさんある!ハウ・ヌーバとかなんで持ってるんだっけ、グレートマヒキがあるけどトーアマタウは持っていなかったはずだしゴールデンカノイも何枚かあるが手に入れた覚えがない。

たぶん学生の頃にもらったかなんだかでがさっとコレクションが増えたタイミングがあったのだと思料しますが、コレクションの由来をおぼえておくことに関してだけはひそかな自信があったのにそれが打ち砕かれたようでかなり愕然としてしまいました。

これはたしかに手放すもむべなるかなということか、しかしそれはそれとしてやっぱりめちゃめちゃめちゃめちゃほしい。これ手に入れる代わりに家族と縁切りますかと言われたらちょっと悩むくらいにはほしく、一刻も早く多少のコレクションではびくともしないおうちへ引っ越さなくてはいけません。

とかなんとかやっているうちにもう正午、午後はどこか遠くへ出かけようと言っていたはずが一向に動く気配がないのでしびれを切らしてクローゼットからグィターを引っ張り出してチャカチャカすることで時間を潰しましょう。ほんとうは家族のまえでグィターをチャカチャカするのは恥ずかしかったのですが、なんでか今日この瞬間急にすべてがどうでもよくなってしまいました。

思えばカワイイ・銀河を手に入れて早くも2年、さらにここ数ヶ月は魔法知能謹製の練習アプリ Surtr でこまめに練習しているので以前たわむれにいじったときよりはマシになっているだろうと思ったのですが……なさけないことですがまずなんだこのサイズは!?というところでびっくりしてしまいました。そういえば小さな銀河のカワイイ・銀河はショートスケールで通常のエレキよりさらに小さいのであった。

それだけでなく弦のテンションがきついうえ弦高もあるのでいちいちタイプライターのキー押すみたいな感じで抑えなくてはならずめちゃめちゃ疲れるしハンマリングとかもできない、なによりアコースティックグィターだとちょっとびびるくらいでかい音が出ていちいちドギマギするというのもたいへんです。エレキでちょっと小手先のピロピロができるようになったからといってアコギもチャカチャカとはいかないのが楽器のむずかしさですね。

それでもいつもと違う楽器というのはそれなりにたのしいもので、わからんなりにHAJIけてシナプス⭐︎シナモンロールや刀身をやさしくタップ♡を練習していたらおとうさんがやってきたので曲名を聞かれたときにどう答えるか悩んでいたらリコーダーの通奏低音部を弾けないかと楽譜を渡された。もちろん譜読みも単音弾きもあやしいのにできるわけねー、てゆうか通奏低音てなによ!とはいえこれを逃すともう心の交流は発生しないような気がするので1文字ずつ音書いておっかけていって練習してみます。フレーズ自体はわりと単調で突飛なものがないのでなんとかなりそう、ですがなにせ鍵盤前提なのでグィターでピロピロするにはやや流れがなくてしんどそうです。Surtr の練習メニューに加えればできるようになるでしょうか。

とかなんとかやっているうちにだんだんよい時間が迫りつつあるのでともかく家を出て、今日は車で海に向かうそうです。なぜ海なのか、なぜ車なのか。すべては海に行けばわかると信じて乗り込んだ新車はバッチリ新車の匂いがして、道中がやや SURPRISE-DRIVE ぎみだったこともありしっかり酔ってしまいました。

長くうねった海岸沿いの道を走ること2時間弱、車を停めて降りるとそこはもう海だ!海開き前だからかほんとうにひとがおらず、ただ静かに泡だった波が行ったり来たりしてつくる模様に沿って海でしかみない海藻のかたまりや貝殻といった種々の物体が点々と並んでゆくのであった。

なにぶん海に縁のない人生でしてそれを恥いるような気持ちもなくはないわけですが、やはり海というのはすごいものですな。大自然を前に悩みが消えるとか口を開けた深淵の前に打ちのめされるとか以前に、とにかくこの繰り返す乱雑さを心の風景に据えるかどうかで人間が大きく変わるということを強く納得させるなにか迫力があります。明治〜大正期の洋画家が舶来の画法でかいたひなびた漁港の風景、ああいうのが憧憬によるものか郷愁によるものかは存じ上げませんがほかのバタくさい人物画などと比べてあきらかに肉をともなったものになりがちなのはさもありなんと思います。

とはいえ潮風はつめたいしほんとうに誰もおらずなにもないのでフジツボや流木にひとしきりはしゃいでいくらか写真を撮ったら自販機であまいコーヒーを飲んで車に戻りました。みちのくにおいて海ではしゃいでよいのかというのにはほんとうに葛藤があり、いっぽう小さな銀河はその葛藤に飛び込む資格がない程度にはこの地にコミットしていないのであった。

せっかく遠出したので帰り道は遠回りして道の駅にもいってみようという話になり、大回りして少し遠い道の駅に向かいます。潮風にあたったためかにわかに疲労が押し寄せてきて車中の記憶がほとんどありません。

そうして到着した道の駅はだいぶ時間が遅かったためもあってか想像していたような地場の食材がおトクに!ということはもはやなく、甘くてぬちぬちしたものがなんだかみょうにたくさんあったほかはちょっと高い民芸品とか実は全然地場関係ない健康食品といったあまり魅力のない品々が残るばかりだったのがざんねんです。とはいえ甘くてぬちぬちしたものは大好物なのでゆべし・だんご・大福と買って、帰りの電車で少し食べました。

おうちへ帰ってからは晩ごはん、しかしどうにもくたびれてしまってめずらしくおりょうりがあまりたのしくないどころか若干険悪なムードにさえなってしまったのがひそかに反省です。べつに麹でつけた鶏肉をグリルで焼くかフライパンで焼くかで揉める必要っていっさいない、こういうところに小さな銀河の人間のおさなさがあらわれているようでなさけない気持ちになりますね。

もちろん作ったおりょうりの数々もまったく精彩を欠くばかりでげんきドリンクもあまりすすみませんでした。昨日大はしゃぎしたのがよくなかったような気もしますが、やはり慣れない海に突撃したのもバランスを崩す一助となった気がします。

それでもゆったりごはんを食べ食後に甘くてぬちぬちしたものを食べていたらだんだんげんきも戻ってきたので、食後には昨日から食べているでかい柑橘類の皮をマーマレードにしたてる準備をしておきましょう。アルベドを取り除いて刻んでからよく水で揉んであくを抜き、重量をはかったらおどろくべきことに 1kg もありました。これをぜんぶジャムにしきったとしてはたして食べきれるのか、というかそもそもおいしくしあがるのか?すべては謎のまままた明日がやってくる。

食卓で茶飲み話に勤しんでいたらすっかり日付も変わってしまいました。飾られている猫のカレンダーについて写真に添えられた一言コメントのセンスがなくなったというような話もされて猫のカレンダーの批評すんなと思いましたが、実際見てみたら信じられないほどユーモアが失われていたのはちょっとおもしろかったです。

以上です。どうもありがとうございました

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