あいかわらず真夏というには天気が悪くしかも湿度も気温も高いという梅雨の怨念がとりついたかのような不快なおてんきで、いちおうおでかけしてみたものの逆転の一手にはなりようもないおやすみでした。
昨晩はへちょへちょのくちょくちょでなんとかおうちに帰りつきねむりへ向けた手順をこなしていたらあっというまに 2時、くつうとはいかに不快でくるしいものであるかとうちのめされながらおふとんへ入りました。
さいわい寝つきは悪くなかったもののねむりは浅く明け方しばしば目が覚めてしまうし、昨日にひきつづきなぜか耳栓が外れてどっかにいくせいで上階の狂った足音に再び悩まされることとなりかなり不愉快でした。もろもろの現象すべてが引っ越しという単一の答えを指し示してはいるもののだるすぎる、これ以上考えることをふやさないでください。意地で二度寝三度寝を繰り返していたら時間はどんどん過ぎていき、結局起き出したのは 11時前というぐだぐだなはじまりです。
起きてからはしばしば呆然としつつなんとか身づくろいをしたら出かけましょう。ひとと待ち合わせの約束をしていたのですが直前になって目的地が変わって、こういうことがあるからやはり小さな銀河は外出がキライです。外出というか時間をじぶんの好きなように組み立てられない状況すべてがニガテかもしれない、だからひととの外出はいわずもがなくつうもしめきりもひとしくキャーとなってしまう。こんなやつがこの先ますます複雑に困難になっていく日々を乗りこなしていけるのか?こたえは……限りなくノーに近い気がします。
ともかく電車を乗り継いだら果てのまちへ、おひるは駅のちかくにある韓国料理やさんでした。店名がいかにも古テナントを改装したあとにできたみょうな雰囲気をまとうエスニック料理店のそれなのでドギマギしながら入ったら意外と家族連れなど数組が食事をしているなごやかな空間でまったくビビり損でした。
このおみせはチキンがめいぶつらしい、せっかくなのでおいしそうなビビンバのほかにチキンもおまけでつけてみます。ギラギラの辛味がまとわった手羽先のようなものをイメージしていたらおどろくべきことにローズマリーなどといっしょに焼き上げたかなり正統派のローストチキンで、しっかりやわらかく肉の味がかんじられておいしかったです。じゅうじゅうと音をあげる石焼ビビンバももちろんおいしかったのですがこちらはしっかりと辛く汗みずくになってしまいました。
食後は近くに古めかしい喫茶店があるということなので向かってみたもののちょうど満席、しかたなくスーパーでどうでもいいプリンを買ってひとの家に行き、どうでもいいなと思いながら食べました。スーパーのスイーツコーナーって目にするとテンションが上がりますがどれもそれほどおいしくなくてかなしくなります。まあ食べたいときにいつでも洋生菓子が食べられることに感謝すべきかもしれません。あとはくつうに関する意見交換をしたほか呆然としているうちに過ぎていきました。家に帰りたい、なにがしたいとかじゃなくてただ安全で静かな家に帰って、二度と外へ出たくありません。
ここしばらく怒涛のように不快が押し寄せてきておりほとほとゲンナリガックシトホホ、すべてを憎み呪います。という気持ちだったので帰り道には駅前の八百屋さんで夏野菜をたっぷりと、こにくらしいおそうざいやさんで白ワインを買いました。あとはパンやさんに寄ってバゲットを、と思ったら遅い時間のためかほとんど品切れで、しかたがないのでフランスパンも買いますよ。これ以上この小さな銀河からなにも足したり引いたり、そのほか任意の演算子を作用させることをやめてください。壊れてしまいます。壊れてしまいます。
おうちに帰ってはまず出がけにぐちょぐちょにしてしまったおへやをこづめてから買ってきたとうもろこしをレンジでチンして、グィターをジャカジャカしてノルマをこなしたら入浴がてらおふろばのおそうじだけしました。この時期はお風呂場のおそうじをすると全身から汗が吹き出してきてもちろんもうもうと上がる湯気の中で逃げ場などないのでほんとうに熱中症になるのではないかという恐怖がありますね。あとさいきんになってようやくおふろあがりには浴室のドアを閉めることを覚え、たしかにそうしてからというもの以前より浴室の乾きがよくなった気がします。
紆余曲折ありつつ、ともかくここまでくればもう四角いお庭をとどめるものはありません。あとはひたすらおりょうりしながら飲みましょう。まずは買ってきたえだまめの両端を切って塩茹で、毎回思うがこの手順がだるすぎるうえ味にほとんど寄与していない気がする。
ゆであがった枝豆をかじりながらおくらといんげんも茹で、トマトは湯むきしてケッカソースにしましょう。バジルを買い忘れていたので味付けを醤油とみりんで和風に決めておにわに自生しはじめている大葉をつんで入れてみようと思ったのですが、いざとってみるとまったくにおいがしないし表面がいやにベトベトしている。刻んだら多少は変わるかなと思いきやそんなこともなく、そもそも暗がりの中でつんだので大葉ではない可能性さえあるのであきらめました。とにかくハーブ類は生のものを買うと傷ませずに使い切るのがめんどうなので年中お庭に生えている状態を維持したいのですがどうにもむずかしい。もう少し日当たりがよければ室内で育てるのがよいのかもしれません。
さらには樋口流ズッキーニのソテーもつくり、最後はずっと幽庵だれに漬けっぱなしだった鮭の切り身をグリルで焼きます。小さな火でやいたためか皮目はばりばり身にはふんわり火が通る焼き具合になっていて、グリルを汚したかいはあったというものです。
あとはつくったお料理を大きなプレートに盛り合わせて、げんきドリンクはよく冷やした白ワインをあけましょう。鮭はさぞ濃い味になっているだろうかと思いきやおどろくほどちょうどよい塩梅で、ケッカソースを乗せてもうまいですね。
その後もちまちまペンネをゆでたりしながらひたすらげんきドリンクを飲んでいたらすっかりわやくちゃのはちゃめちゃです。そういえば先日作ったコンポートの煮汁もまだあるのだった、ワインをこれで割ったらサングリアみたいなもんですな。ガハハと思いながらゼッツを最新話までみたらあいかわらず意味不明なうえその意味不明さがまったくおもしろさに寄与していなくてすごかったです。
以上です。どうもありがとうございました
