昨日までのさむさから一転よく晴れ気温もそこそこ上がるいい感じの晴れ模様で、出撃に帰省もあってたいへんあわただしい一日でした。

昨晩は翌日バタバタすることを見越してねむりにむけた手順を終えたらすぐにおふとんへ入ったもののいまいち寝付けず、魔法薬を追加して就寝はいつもどおりの 1 時すぎでした。さらにねむりの浅さも変わらず 3 時間おきに目が覚めてしまい、どうにも寝た気がしないまま 9 時半に起きました。

起きてからは魔法薬が残って朦朧とした頭でシーズンおわりのレビュウをなんとかこなし、身づくろいをしたら魔法協会本部へ向かいます。行きの電車では秋の大改編をむかえたらしい TRAIN TV が流れていて、天気予報や英会話などおとなしめのコーナーが新設されたかと思いきやそれはそれとして「車笑(SHA-SHOW)」枠はつづくらしく、なんとなればいっとき鳴りを潜めていた声なしの大喜利という芸人殺しのコーナーも復活している。さらにその枠は夕方からとのことで、製作陣のどうしてもくたびれたサラリーマンに変顔やむずかしめのボケを浴びせたいというまっすぐな欲求にはもはや感服するほかありません。このコーナーに関わった全員の人生がそうでもなくなることを強く、強くお祈り申し上げます。

本部に到着してからは食堂でかた焼きそばを食べながらオプーナの話をして、午後の集会もなんとか乗り切りました。今シーズンの反省会では前衛のひとから魔術の仕様を把握していないせいでややこしくなりました的なことをチクチク言われてしまいましたが、今回ばかりはおれも矢面に立っただけであんまり悪くないだろと思っています。しかしまあじぶんたちの作っている魔術に精通していない時点でダメなのはかわらないのでもっともといえばもっともですね。われわれのどうしようもない部分でサービスの品質が悪化していますという気が滅入る話も聞かされて、しかしいったいどうすればよいのかねと思いました。

あとはめいっぱい気配を薄くしてからほどほどのところでおうちに戻り、少し任務をこなしたらにづくりをします。ひさしぶりにキャリーケースを出してみたらしっかりとカビが生えていて、不安になってクローゼットをあらためたらどこもかしこもカビが生えはじめていてほんとうにげんなりしてしまいました。そういえば今夏はちゃんと本棚の裏とかをチェックしていませんでした、今頃たいへんなことになっているのかと思うとユウウツでしかたありません。防カビスプレーとかを使うと多少はマシになるのでしょうか。ものを棚にいれただけでカビるのであればもうそれは住むに値しないでしょうと思ってしまいます。

棚をひっくりかえしたりしていたせいで時間がかかってしまいましたが、それでも予定よりだいぶ早くにづくりがおわったのでおうちをこづめ汽車の時間をはやめてからおうちを出ます。晩ごはんを買おうと上野駅の中央改札付近にある駅弁やさんに寄ったら思ったより棚がすかすかで、背に腹はかえられないのでたいして食べたくもないとりめしを買ってから汽車の改札を通ったらその先の駅弁コーナーはしっかり充実していてまったくの無駄でした。ちょっとしたおみやげを買おうにも改札内にはぜんぜんしなぞろえがないしこういうところだけは東京駅のほうが便利ですね。いつも舟和の芋羊羹でさすがに飽きてきたので芋けんぴを買って、さすがにそれだけだとしぶいのでなんだかよくわからないフルーツクッキー的なものも買いました。こういうおみやげノルマを達成するためだけのお菓子を買っているときがいちばん嘘だなと思います。

三連休直前だからか車内はしっかりと混んでいて、指定席は全席完売らしい。隣があいているうちにいそいで駅弁を食べ、あとはずっと寝ていたらもうみちのくです。ここしばらくのトラブルをふまえてか車内アナウンスでは定刻であることを強調していてマイトガインみたいだなと思いました。

改札を出たらなぜかずっとある作業着の広告を眺めながらたくさんのエスカレーターに乗り長く入り組んだ通路を抜け、小さくて古めかしい地下鉄にのっておうちに帰ります。そういえばこの車両も乗り納めですね、次の車両はローレル賞を受賞できるのでしょうか。最寄り駅はでかい商業施設が潰れて廃墟が鎮座するばかりかと思いきや談笑にいそしむカップルやなんか踊っているひとで意外とにぎわっていてありがとうねと思いました。駅前のにぎわいもしばらく歩くとすっかり消え失せ紳士服とキャンプ用品店だけがひしめく意味不明なエリアになって、その下品な看板さえなくなったころにようやくおうちが見えてきます。ほんとうに遠い、年々遠くなっている気がします。

ひさしぶりの帰省はとくになにもなく、なごやかに談笑していたらあっというまに夜がふけていきました。なんやかやありおねえちゃんがふたたびおうちを出るらしくて、真っ先にじゃあおれのコレクションをわざわざせまいおうちに持っていく必要なかったじゃねえかと思ってしまったのがなさけないです。おうちはあいかわらずぜんぶの時計がズレているしあたらしくしたはずのお風呂場もゆっくりとカビているしなんだか全身がかゆくなってしまいました、たんにシャンプーが肌に合っていないだけかもしれません。こういうのを見るたび気が滅入るのはおれのキモいこだわり所以で世のひとは気にしないのか?たんに親がカビとかをあんまり気にしない世代というだけなのか?そういうことが気になって、気になってしまうことがなによりもイヤかもしれません。はやくぜんぶ知っていて清潔でしずかで誰もいない部屋に戻りたいです

以上です。どうもありがとうございました