あいかわらずの蒸し暑さに加え午後にかけてはにわか雨が降るまったく閉口するばかりの不快なおてんきで、睡眠不足のなか予定を詰め込みすぎてみょうにあわただしいおやすみでした。
昨晩はせっかくねむりのセンセーにかかったというのに処方箋を出せなかったためいつもとおなじ魔法薬を飲み、翌朝の早起きに備えボルゴウは書き切れないまま 1時前にはおふとんへ入りました。
ただでさえ睡眠不足だったところに一日外出してくたびれていたので寝付きはスムーズで 1時には寝付けたものの 3時まえに目が覚めてしまった!この目覚めかたはやばい、そういえば今日は日曜日でした。悪い予感は的中して今度はもうまったくねむれない、魔法薬を足してみてもまったく効果が感じられません。どうして、どうして早起きの予定をいれたときにかぎってこうなるんだ……もうじぶんでもわかっています、早起きの予定を入れるからですね。
いくらおふとんで粘ってもまったくねむけがもどってくる気配はありません、しかしこのままだと 2時間睡眠で外出しなくてはならないので戦略を変えましょう。おなかにものを入れれば寝落ちくらいはできるだろうということでめちゃくちゃはやい朝ごはん、ちょうど茹で鶏とその茹で汁があったのでおじやを作ります。茹で汁に酒・醤油・きざんだ梅干しを入れあたためている間に茹で鶏をさいて、あたためたごはんと小口切りのねぎをくわえたらさいごに溶き卵を流し入れ固まったらおわりです。こういう日には基本的に調子の悪い日々で培ったおじやづくりの技術が活きますね、できれば調子がよくあってほしかったなとはかなり思います。
やわらかくあたたかいごはんをおなかに入れるころにはもう時計が 5時を指している!それでもびみょうに寝付けず、ぼろぼろ雑貨ぴかぴか動画の力を借りてようやくふたたびねむれたのは 6時前でした。とうぜん 8時の起床はほんとうにかつてないほどきつく、こんなことなら寝ない方がマシだったのではないかとさえ思います。
眠い目をこすりながら起きたら顔を洗いみづくろいしておそとへ出ましょう。外はあいかわらずあちーくあちーくあんなよと思いながら歩き、とうぜん駅に到着する頃には汗ビタでした。南北線駒込駅はおうちからだと坂を登った先の階段を降りなくてはならず、毎回徒労すぎてちょっと腹立たしい気分になります。
今日はあちーので南北線から乗り換えというには長すぎる距離をシクシク歩いて半蔵門線へ、予定までには時間があったので永田町駅からちょっと離れたところにあるコーヒーやさんでコーヒーを飲みました。マップでてきとうにしらべただけあって駅から思ったより遠くもちろんアチアチのヘトヘトですが、そのおかげでゲーシャだかなんだかちょっとめずらしめの豆をおいしく飲めたのでよかったです。内装も凝っていてニューレトロというか 70-80年代の未来都市のようです。壁にはオレンジ色のアクリルでできたちょうかっこいい本棚があり、世界史を変えた 50 の食物という図鑑のようでおもしろい本が刺さっていたので読みふけってしまいました。
そうしてここに書くまでもないどうでもいい用事をこなしたらおひるごはん、魔法知能が提案したおそばのおみせかかなり悩みましたが駅近くにある老舗ホテルの中華やさんで季節限定の冷やし中華を食べることにします。この冷やし中華は極細のめんにあわびや煮ほたて・えびといったちょっと豪華な具材が彩りよく盛り付けられた町中華のものとは一線を画する味で、ただでさえ大好物な冷やし中華がパワーアップして帰ってくるとあっては毎年この時期がたのしみです。ホテル内だけあって常食できようはずもないがめちゃくちゃ高いというわけでもないので、ちょっとなにかよいものを食べたような錯覚を味わいたいときにはぴったりですね。
麺をすすっているとちょうど隣のグループにもひとびとが、やたら声が大きいので静かな店内では筒抜けです。どうやら自分と同い年くらいのひととその祖父が一緒にきているらしい。おじいちゃんはよくいえばかなり昔気質のひとのようで席につくなりおまえは服装がだらしない、まわりを見てみろもっとちゃんとしているだろうなどと説教がはじまりました。いっぽうこちらはといえば小汚いヒゲに開襟シャツというおじいちゃん基準でかなりだらしない寄りの服装だったので、いつ火の粉が降りかかるのか気が気ではありません。
なお悪いことにこのおじいちゃんは耳が遠いのに補聴器を入れてこなかったらしく、それをお前は声が小さいから聞こえん!みたいな感じで孫がわの責任にして一方的にまくしたてている。よく耐えているなとひとごとながら心配になってしまいました。どうせ老い先短いし何言われてもフル無視というスタンスなのかこんなテーブルでは語り尽くせないほどの関係があるのか。こういう人生模様みたいなのを(半ば強制的に)見させられるたびほんとうに多種多様なニンゲンとカンケーがあり、この小さな銀河はそのすべてと関連しない独立した点であれかしと思います。というのが聞き耳をたてなくても全部聞こえたのでここに書くくらいは勘弁してください。
食後にはマンゴーピューレにグレープフルーツ・ココナッツミルク・タピオカをまぜたよくわからないがとにかくうまいデザートを食べました。ただ甘いだけでなく粒になるまでほぐされたグレープフルーツが苦味を足していて、邪魔といえば邪魔ですがそのおかげで食べ飽きないのがすごいですね。
ホテルを出る頃には空がどんより暗く雨まで降り出しておりますがせっかく半蔵門線圏内なのでまずは神保町まで出て、休憩がてらおいしいコーヒーを飲むことにしましょう……というのを魔法知能に考えていただきました。ありがとねっ!
おみせはオフィスなどもある広めの通りに面していて、この天気にも関わらず海外のひとでしっかりと混雑しています。案内によるとどうやらめずらしい豆を飲み比べたりできるらしい。高いものだと 50g で 10000 えんとかなんとか、バカタレと思ったのでだいぶん安めの価格帯でおすすめされるがままペルーのゲーシャをホットで、コロンビアのなんかやつをアイスで注文しました。
ホットのほうは説明だと桃の香りらしいがむしろ焼き芋な気がする、これってめっちゃ焼き芋じゃない!?とはいえ甘めでスムースなくせのない味わいなのでおいしく飲めました。
いっぽうクセがあるといわれていたアイスのほうはほんとうにすごい、豆を処理する過程でホップの香りをつけるらしく独特の……言葉を選ばずにいえばおおよそコーヒーとは思えない風味がついています。しかも味の持続がホットのほうとは段違いで、アイスなのにするする飲むどころか一口飲むごとにぐわーとなって好みかどうかでいえばまあそんなにではありますが体験としてかなりおもしろかったです。
おなかがちゃぽちゃぽになったらそそくさに退店、とにかく今日最大のノルマである処方を終えなくてはいけません。昨日手痛いめにあったので近所で処方してもらうのはあきらめて、おみせから少し歩いたところにあるチェーンのドラッグストアで処方してもらいました。初回ですと言ったら LINE 経由でいろいろ記入させられて、いいから紙とボードをよこしてくださいと思ってしまいますね。とはいえおくすり在庫がないということはなく、一回ですべて受け取れたので今晩からねむりの改善にとりくめます。
ほんとうはこのあと昨日につづきレンタルスペースで大まんがまつりへ向けた作業をやろうとおもっていたのですが、神田から田端まで戻るころにはおたく道具を詰めたカバンが重すぎてすっかりくたびれたというあまりになさけない理由で挫折してしまいました。肩掛けとかじゃなくちゃんとしたかばんを買った方がいい、それ以前にここまでしないと着手さえできないことは向いていないのでしないほうがいい。
おうちへ帰ってからは重いカバンを置いてとどいていた服を開け、グッタリするまえに晩ごはんのおかいものだけしておきましょう。ねむりのセンセーからは鉄分が足りていないかもという指摘をうけたのでばくだんでもつくるかと近くの小さなスーパーへいったらおくらもとろろもない!しかたがないのでとろろそばを買いましたが、ふつうに別のメニューへ切り替えた方がよかったような気もします。
買い物ぶくろをぶらさげておうちへ帰ったらあとはグチャグチャだった部屋をこづめグィターをチャカチャカしてノルマをこなし、あまりにくたびれていたのでおもわずげんきドリンクのプルタブを引いてしまいました。それにしてもほんとうにくたびれた、ここからたのしいなつやすみっ☀️に向けて怒涛のように押し寄せてくるイベントの数々やそのあとに控えるだいまんがまつりにジョブチェンジといったおおごとを乗りこなせる自信がまったくありません。
そうしてあいまいになってきたら晩ごはん、まずは野菜室にあるいたみかけの野菜をなんとかしなくてはいけません。かぼちゃの葉をむしったあとの茎とつぼみは細かく切って油でざっくり炒めやわらかくなったら味をつけた卵とじ、フライパンの温度が高すぎて一瞬でこげてしまったのがショックです。しなしなの小松菜はてきとうにごま油でいためて甘辛く味付けしたきんぴらにしましたが、どうも味付けの勘所を忘れてしまったらしくしっかりしょっぱいできばえでした。
あとはどうでもいいおそばをカスタムしてパワーアップ、ヅケにしておいたまぐろと温玉にたっぷりの刻みねぎを加えたらそれなりのボリュームになりました。それでも一杯ではもの足りないのでおかわりはうどん、さすがに一玉でおさえておきましたがつめたい麺というのはいくらでもはいるかのように錯覚するものですね。
食後は少しだけ台所まわりをおそうじして、このさきに控えるくるしく無意味な日々へ向けて気を練ってこころをしずめていたらおわりです。たのしくたのしくたのしくねっ!
以上です。どうもありがとうございました
